高校1年生の学生で、英語の2学期の成績が5段階評価で1だったのが3になったというのを聞いた。
評価が1から3になることは、そんなに驚くことなのかと思われるかもしれない。
けれど、特に英語の場合は今までの積み重ねが重要なので、評価1を取っているということは基礎が全く出来ていないと考えられる。
そのような場合、ほとんどの生徒は英語の勉強は自分からは積極的にはしなくなり、英語自体捨ててしまう。
つまり、英語の勉強はしても自分には時間の無駄だ、と言って英語の勉強はしない。
勉強しても、どうぜ分からないから、英語の勉強はしない。
ということになってしまう。
そこで、ますます英語が分からなくなってしまう。
負のスパイラルに入り込んでしまう。
そんな状態で、もがきもせずに落ち込んでいるので評価1となる。
この状態から一気に評価3になるということは本人の頑張りが相当だったことが想像できる。
今までと違った何かが本人に起こったことが考えられる。
では、どのようなことが今回のような好結果につながったのか。
いろいろな要素がかみ合って今回の結果になったと思われるが、大きな要素2点を挙げてみる。
いちばん大きいことは受験したい大学が見つかったこと。
志望大学に合格したいという気持ちが英語の勉強をしなければという気持ちにつながった。
もう一つは、英語のテスト範囲の勉強をテスト前にしっかり出来たこと。
今までは英語のテスト勉強は後回しになってしまって、結局は英語のテスト範囲が全部勉強できていなかった。
そこで、しっかり英語に関してテスト範囲が勉強できるように計画を立てて勉強することにした。
これらだけで大きく評価がアップしたとは考えにくいかもしれないけれど、とにかく評価がアップしたという結果が大切になる。
このことが、やればできるという気持ちにつながり、より大きく飛躍できることになる。