去年の夏、私は夜行バスで一人で名古屋に向かいました。
出発の日は仕事を17時に終わらせ、新宿から夜行バスに乗り、
翌朝の5時、名古屋駅に到着。
駅を囲むたくさんの高層ビルの間からは、まだ月が覗いていました。
ここへ来た一番の目的はある人の展覧会を見に行くこと。
でもせっかく来たのだから、初めての名古屋観光もしたいと思いガイドブックも準備しました。
けど本当はガイドブックなんて見ないで、目についたものとか、なんとなく行き着いたところで、運命的な出会い？をしてみたいと思っているのだけれど、いざ本を開けば、
これおいしそう！楽しそう！絶対行きたい！！
なんてものばっかりで、気づけば熟読しています。
こんな時、このワクワクする気持ちを共有できないのは一人旅の唯一つまらないところです。
そして始発が動き出すまで、駅周辺をうろうろし、朝ご飯を食べました。
7時頃になり、展覧会の開催されている駅へと向かうべく、路線図とにらめっこし、
人ごみに流されながら・・何とか電車に乗り込みました。
帰りのバスは今日の23時、名古屋にいられるのはあとたったの16時間、
短い旅が始まります。
続きはまた今度、次は各所で撮った写真を載せようと思います。
つづく