きっとあなたの一言がなければずっと終わりはなかったと思う。だからそんな言葉を聞きたくはなかったけれど、その一言がなければ私は未だに求め続けていたと思うし、あなたに必要とされないことに対して私はいつも悲しみに暮れていたかもしれない。そうやってあなたに求められない私はもう必要ないんじゃないかと思ってはいたけど実際に一人になりたいと言われてしまえばもうそれまでのことであなたの人生の邪魔をしていたとも思い始めた。わがままはわがままだと思われない限りわがままとは言わないと言っていたでしょ、あなたがわがままだと思ったからわがままなったんだよね、消えてしまえばそのわがままもなくなるんだよね。