はじめまして!Mixible(ミクシブル)でオーボエを演奏しております、前田 菜穂子です!


皆様、

トリオダンシュという編成はご存知でしょうか?


私はこの編成ならではの響きの面白さと

楽器のバランスが好きで、

いつも楽しく演奏しております!

今回はそんな魅力たっぷりなトリオダンシュの編成についてご紹介したいと思います。



トリオダンシュとは

オーボエ、クラリネット、ファゴット

による三重奏のことで、

この3つの楽器の共通点はリードを使って音を出しているところにあります。



リードとは葦という植物を加工して作られたもので「トリオダンシュ」の「ダンシュ」とは、まさにこの葦という意味なのです!それが3人集まってトリオダンシュと呼ばれています。


1927年にフランスのバスーン奏者 フェルナン・ウーブラドゥが、この編成をヨーロッパに普及させるために「Trio d’anches de Paris(パリ木管三重奏団)」を結成したことがトリオダンシュの始まりとなっています。


1930年代には「フランス六人組」のメンバーであるジョルジュ・オーリックやダリウス・ミヨーをはじめ、フランスを中心に数多くの曲が作曲されました。


私たちミクシブルのトリオダンシュは、オーリックの「木管三重奏曲」を最初に取り組み、イベールの「五つの小品」、フランセの「ディヴェルティスマン」などの作品にも触れております!


トリオダンシュは素敵で面白い作品がたくさんあります。私達のYouTubeチャンネルにもトリオダンシュの演奏を投稿しておりますので、ぜひご覧ください!