山形県は四季折々の自然の風景、山と海の幸、良質の温泉など魅力が満載です。冬山でのウィンタースポーツ、夏山では登山やキャンプ、カヌーなど自然の中で様々なレジャーも楽しめます。地元で「芋煮」と呼ばれる鍋を囲んだBBQは秋の風物詩となっています。
県内は大きく四つのエリアに分かれ、それぞれのエリアによって特色があります。日本海側の庄内エリアは、夏はキャンプや海水浴を楽しめます。また、庄内平野は日本有数の穀倉地帯です。城下町として栄えた鶴岡市は、バイオテクノロジー関連産業の集積地として新たな発展を遂げています。北東に位置する最上エリアは、冷涼な気候を活かした農作物の栽培や畜産が営まれ、昔ながらの日本の農村の風景が多く残るエリアです。
県都山形市を擁する村山エリアは、さくらんぼや桃、りんご、ラ・フランスなどのフルーツ生産が盛んです。中でもさくらんぼ生産量日本一を誇る東根市は「佐藤錦」発祥の地としても知られています。将棋の駒生産地として知られる天童市、大正時代から続く銀山温泉と花笠踊り発祥の地として知られる尾花沢市もこのエリアに位置しています。
県の南端に位置する置賜エリアは、福島、宮城、新潟の三県に接し、上杉氏が再興したことで知られる米沢藩もここにありました。米沢には全国的に知られるブランド牛の米沢牛をはじめ、米沢織物などの伝統産業があり、更に「米沢上杉まつり」や「上杉雪灯篭まつり」など、かつての城下町を偲ぶ祭りも毎年開催されています。この記事を読んで山形県に興味を持った方は、こちらのサイトもチェックしてみてください。
