保健師に人気のある職場として、健診施設が挙げられます。
生活習慣病にかかる率が高まってきたことから、平成20年4月以降特定健康診査と特定保健指導の実施が医療保険者に義務づけられました。
健診施設では、基本的に夜勤がありません。
入院をする人もいませんから、病院での勤務があるような人は勤務体系のギャップに驚きもあるといいます。
特に新しい施設ですと建物や機器なども新しく環境が良いということもあり、勤務先としての人気も高くなっています。
健診施設での仕事としては問診や保健指導が中心となり、大体は午前8時30分頃にスタートし、それほど時間が遅くならないうちには終了します。
その後は、結果処理などの事務作業にもあたります。
残業もほとんどないため、子育てをしているような人にも家庭と仕事を両立しやすい魅力があります。
週に3日だけ、半日だけ、単発などといったように、勤務する上で制限がある人にも人気があります。
繁忙期とそれ以外といった時期による差もありますが、1日に8時間、週に5日働けば、病院勤務と同等程度の収入にもなります。