結局仕事帰りに彼氏に私と母が住んでいる部屋によってもらうことにした。
毎日のように
「仕事帰りによることも出来るだろうにそれすらしない非常識」
と言っていたので、じゃあ仕事帰りにあってもらいましょうと言うことで彼にお願いした。
今までは彼の仕事の終わる時間も遅く、22時前後だったため家に寄ってもらうことを頼むことは無かったけれど、
前回の会う約束をあっさりドタキャンしたこともあったので(ぶっちて言うのかな?)
時間を設定するのも無駄なので仕事帰りにきてもらうことにした。
母に
「彼が仕事帰りに挨拶したいって言うからきてもらったよ」
と言うと、いや、予想はしていたんだけれど、
「こんな時間に非常識だわ!!!私は会わないわよ!!!」
と言い出したので
「仕事が遅い話もしていたけれど仕事帰りに挨拶ぐらい出来るって言ったのは自分でしょう?
昼に会えるように時間作っても断ったでしょう?それなのに挨拶に来ないって言うのなら
仕事帰りによってもらうしかないでしょう?自分毎日言ってたじゃないの。」
と反論すると
「まったくあんた達は自分たちのことしか考えてない!
私がどれだけ疲れていると思っているの!
大体私は休みすらないんだからね!休みはほとんど伯母さんのところに手伝いにいってるんだから(伯母は酪農をしています)
あそこの家なんて私がいないとやっていけないんだから!!!
あんた達のやっている事はあの家を(伯母さんの家)潰そうとしているって事なんだからね。」
このやり取りを玄関先でやっていたので、ドア向こうに居る彼氏に筒抜けだったらしく
私がキレる前に彼から
「俺が話すからちょっと出ていてくれる?」
と言われたので今度はドア越しに私が話を聞く形となった。
「初めまして○○です。」
「あんたねぇ、こんな時間に来られても私困るんだけど」
「いや彼女からお母さんが仕事帰りに挨拶にも来ないって言われていたし、
会おうって日にちを決めて仕事を調整しても会ってくれなかったじゃないですか?」
「あの時は調子が悪いって言ったでしょ!
何?何なの?あんた達は人が具合悪いのに無理やり自分たちの都合に合わせろって言うの?
随分勝手な話しかしないわね!
所詮自分たちのことしか考えてないんでしょう!!
まったく毎日夜中まであったりしていやらしい!
平日会えないなら週末会えればそれでいいでしょう?週に1回ゆっくり会えばいいでしょう!
まったく非常識だと思わないの!!!」
「いや僕も仕事が遅いもので、でもやっぱり会いたくて遅い時間に娘さんを連れ出して申し訳なく思ってます。」
「会いたいからってあなたねぇ、そんなの週に1回もあってれば満足するでしょう!
大体結婚してから一緒に暮らせばいいのになんで同棲なんて半端な真似するの?
常識で考えればわかるでしょう?
結婚してから一緒に暮らすのが当たり前でしょう。
そんな同棲なんて非常識なことなんで考えられるの!!」
「いや僕も一度失敗していますし、そのこともあって彼女も結婚について不安だろうし、
万が一考えが合わなくても戸籍に傷がつくことなく再出発できるわけだから、
お試し期間のようなものがあっても良いと思ったんです。
「最初から別れるときのことを考えるようじゃ無理でしょ。
一緒になるときなんて死ぬまで相手と一緒に過ごすことを考えるのよ。
今は責任が無いからそう考えるんだろうけど、
結婚して籍を入れてしまえばそれなりに我慢ができるのよ。
そんな考えだから前の結婚失礼だけど失敗したんじゃないの?」
疑問に思っているのは、
貴女は(母)我慢が出来ないから離婚したんじゃあないんですか?
再婚相手と別居することになったのも我慢が出来ないからじゃないですか?
てか人のこと言えない立場で文句ばっかり偉そうに言うから不自然なんじゃあ?
ということ。
やっぱり母はモラだったのか、
人に厳しく、自分に甘く、自分の言うことを聞かないやつはみんな非常識な人間
って思考だったのかなと思う。
いや、再婚相手も相当非常識だったとは思うけれど。
「大体なんで私が疲れているのにあんた達の話を聞かなきゃいけないの!
同棲でもなんでも勝手にしたら良いじゃない!
ここから出て行くなら私達は他人だから!
他人がどうこうしようと私には関係ない!
ただ、出て行くんなら戻ってこないつもりでいてちょうだい!
お金が無くてやっていけなくなったってこっちにこられても
迷惑だから」
ここまで言われて彼が
「それはちょっとないんじゃないんですか?
大事な娘さんに言うことじゃないんじゃないですか!」
「ああ!大事な娘だ!だけど私の言うことを聞けないで出て行くんだから仕方が無いでしょ!
何があろうと私には関係ないし知らないわ!!!!
出て行くんなら出て行けばいいじゃない!
もう私には関係ないし!!!!」
で、私は当然
「じゃあ出て行くわ。好きにしていいんでしょ」
と言い母は
「勝手にしなさい」
と言ったのが私たちが最後に交わした会話だった。
次の日私は自分の持ち物を全て彼氏の部屋に運び住民票を異動し、転送届けもだし手続きの全てを終わらせた。
その後姉からもメールが来た。
「あんたのやっていることは自分勝手で甘ったれだ。
出て行ったあんたが悪い。母さんのことどうこう言う前にあんたがやることやりなさいよ」
と言ったような内容だった。
今思えばそこまで言われているのに何故、姉と連絡を取るようになったのか・・・
そうだ、母が再婚相手に離婚で訴えられたからだ。
しばらく連絡も無かったのにメールをしてきたのは一人でそのことに対応できなかったからだ。
そんなことに今ブログを書いている最中に気づいてしまった。
まだまだ甘いな、私は。
その時送られてきたメールの内容は
「今すぐ連絡頂戴。
連絡よこさなかったらあんたとは一生縁を切るからね!!」
だったと思う。
ああ、その時もうすでに姉はモラハラする人だったのだ。
そんなことにたった今気づいてしまった私。
ブログを思い出しながら書くって自分にとって大切なことなんだなと
今痛感しています。猛省。