「日本画を描く」実演しながらのトークを行いました。
たくさんご参加いただきありがとうございました。
内容は、僕が技法や技術としてやりたいことは何かというような話で、結論から言えば、今までにあった技術、技法、道具を全て使いたい。
全てというのは、
1.一つは時間軸で、「過去から現代まで」のすべて。
膠、岩絵具から現代の写真やパソコンまで。いずれNFTなんかも。
2.二つ目は空間軸で、東洋、日本から西洋まで
東洋とは主に中国ですが、江戸以前は中国から学んでいたわけですから、日本画のベースは中国由来のもの。それは、線を重視した考え方や水墨的なもの、着彩の技法など。
明治以降は西洋から入ってきた洋画の基礎。遠近法や陰影方など。それら、全ての技術にさらに、現代アートの考え方もミックスして描きたい。
というような話です。
それを、実際に絵を描く時にこんな感じで描いてますよ。というようなことを実演してみました。と、それらの説明は、後付け的なものでもありますが、話としてわかりやすくしたいと思って、あるいは、自分自身を整理するためにもそんな理解をしながら描いています。
展覧会は16日まで。新宿京王プラザホテルギャラリーにて。