胎教のために先日借りた絵本は、この3冊。
①『あなたがだいすき』

②『あなたがだいすき』

③『おへそのあな』

①と②は同じタイトルのなのだけど、
①は、あなたがどんなきぶんのときも、どんなことをしているときも、あなたがすき。どんなときでもあなたがすき。という母の無償の愛を感じる絵本。
②は、どんなときもあなたが大好き。どんなときもあなたを守ってあげる。どんなときもあなたの味方。いつもそばにいる。そんな心強い愛を感じる絵本。
③は、おへその穴から赤ちゃんが外の様子を見ているといったユニークなお話。
家族みんなが赤ちゃんの誕生を心待ちにしている様子がうかがえて、愛を感じれる絵本。
そして、母である私が借りた本は、
“湊かなえ”さんの『母性』。

子供は、やはり母親の理想通りになろうとするものなのだろうか?母親の期待を感じ取り、知らず知らずに、そうするものなのだろうか?この本を読んで自分の人生や自分の周りを振り返ってみた。
確かに、母親に褒められると嬉しいもの。だから、また褒めてもらいたくて母親の好みや期待に応えようとするのかもしれない。
私は何も考えずに好きなように生きてきた方だと思う。でも私の姉2人なんか、まさに母が望んだ通りの人生のような気がする。母の価値観に染まっている。
私にとって『母性』とは、自分より大切なものができることだと思う。自分優先の人生から、自分は二の次になる。自然と自分は後回しになる。子供のヨダレや耳垢も汚いとは思わない。お金を沢山かける事でもなく、怒らずにただただ甘やかすことでもなく…。
子供と日頃しっかりと向き合っていれば、その子が何が好きで、何が苦手で何が得意なのか、何を言おうとしているのか、母親というものはすぐにわかる。子供の一番の理解者である。
そういうことなんじゃないかな。
機会があれば、映画版も観てみたい。