人口265人、65歳以上が6割の離島で介護事業を始めた。
島では、初めての介護事業。市からの委託をうけての開始。
デイサービスを提供。老人達は喜んでいる。
運送会社に勤めた夫が、島に釣りに来た際、介護サービスがないことに興味を持った。
家族を説得し一家5人で移住した。
休みの日は、一家総出で、定期便で届く日用品の配送も行う。
一家の入島で、閉鎖されていた小学校も開校。
子どもの顔をみるだけで、お年寄りの顔が和む。
時が経ち、介護事業が、成り立ったと市からの委託料が打ち止めになった。3年目には介護者が伸び悩む。島の医師も高齢を理由に島を去った。
取材中に、89歳の漁師のおじいさんが亡くなった。残ったおばあさんは浜の仕事がなくなった。介護認定を受けたが、デイサービスを利用せず、山の畑で汗を流す。
そんな中、渋谷さんが水産加工場を立ち上げる。
要介護支援1のおばあさん達に働いてもらう。80歳を超えるおばあさん達が笑顔で働く。
魚をさばきながら会話が弾む。
介護といっても、様々な状態の人がいる。「自立支援」という観点から介護は成り立つようだ。
デイサービスは、働けなくなった老人が孤独になるのを防ぐ意味もあるようだ。
皆で集まり、遊戯や食事を通じて会話を楽しむ。
年を取っても、働く意欲は衰えない人もいる。働けないのではなく場がないのだ。
腰が曲がっていても、座って働けるような場を提供する支援もあると知った。
年々、亡くなる人も増え、人口が減っていく。過疎の離島。故郷を離れた人も多いだろう。
しかし、ひとりの釣人の関心で、島に笑顔が増えたのだ。
そういう生き方がある。





















番組名 テレメンタリー
放送局 テレビ朝日
放送日 2012年4月30日放送
制作 山形テレビ

