「脂肪酸」は、脂質の最も重要な構成要素であり、脂肪酸の種類によって生理作用が大きく異なります。
脂肪酸は大きく4種類に分けられます。
① 飽和脂肪酸(パルミチン酸、ステアリン酸など)・・・肉や乳製品に多い
② 一価不飽和脂肪酸(オレイン酸など)・・・肉や乳製品、その他の食品に幅広く含まれている
③ n-3系多価不飽和脂肪酸[オメガ3](α-リノレン酸、EPA、DHAなど)・・・魚(特に青背魚)などの海棲動物
④ n-6系多価不飽和脂肪酸[オメガ6](リノール酸、アラキドン酸など)・・・植物油
このうち、体内で合成できないために食品などから摂取が必要な「必須脂肪酸」と呼ばれる脂肪酸があり、
オメガ3とオメガ6がそれに当ります。
なので、理論的にはオメガ3とオメガ6を必要量摂取していれば、
飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸を摂る必要ないということです。
ただ、オメガ6(主にリノール酸)は健康への害が指摘されるようになり、
現代人の食生活では過剰に摂取しているといわれています。
なので、意識的に摂取すべき脂肪酸はオメガ3だけということになります。