今晩お久しぶりです、冥府兄貴です

今回は嗜好品について少し与太話をば。


まず嗜好品とはなんぞや?
難しく言うとその人における嗜み、簡単に言えば好きな物。

これは大人の間で使われることが多く(勿論常用漢字でもないので子供にゃ分からない)、特に税の掛かる酒・煙草に良く使用される気がします。

正直自分は漢字にさほど詳しくはないですが、嗜好品が主にこの2種に使われる点から、『税金払ってでも好き・楽しみたい』この真理が、嗜好品たる所以なのかなーって思ったり…


ただ基本はそうだとして、他の物を嗜好品としてはいけないなんてことはないでしょう。現に、ボールペン・ネクタイ・革靴etc…大人の趣味(所謂グッズ)全般でその人が好きであれば、それは正しく嗜好品です。

それは子供にだって言える事で、プラレールやトミカ、仮面ライダーグッズを好きで集めていれば、それも同じく“子供における嗜好品”なのです。


ここまでをあらすじとして、本題へ入りましょう。
人間誰しも、嫉妬・妬みが少なからず存在します。これは幼少期から始まり、特に感情に素直な幼少期こそ強く出る傾向にありますね。

これを表に出すのが子供、グッと堪えて抑えるのが大人、だと自分は思っています。

ただ、これが大人になっても精神年齢が幼いせいかまるで駄々っ子のようにモロに感情を剥き出しにする方も多少見受けられます。かく言う自分も成人してもやはり嫉妬はします。嫉妬するのは誰もが通る道ですし、悪い事ではないです。ただ、それを良い歳して当人にあたったり、裏で愚痴ったりするのは如何かな?と…(まぁTwitterとか個人の愚痴垢みたいなもんなんで、言っても遠目で見ればそんなん個人の自由ですけど、フォロワーからしたらやはり良い気分ではないですよね)

んで、この嫉妬心が顕著に現れるジャンル、それこそが嗜好品だと思います。
と言うのも、嗜好品は自分が好きな物・ジャンル。無論この世に自分だけが好きである訳もなく、当然他の人も楽しんでいます。楽しみ方はそれぞれですので、勿論持ってる物も多少異なってきます。

ここで重要なのが、“多少事なる”点。
例えば同じジャンルが好きな全員が全く同じものを所有していれば、嫉妬や劣等感はまるで生まれる余地もないです。と言うのも、右見ても左見ても持ってるものが全く同じだから、比べようもないんですね。

しかし、現実そうはいかない。
例え同じジャンルでも、製品は色々なメーカーが出していますし、形状や色、ひいては素材さえ変わってきます。自分が“これ欲しい”と思い購入した物も、他人の別の物を見た瞬間「あれ欲しいなー」と心変わりしたり、今手元にある物に興味が無くなったり、ありませんか?自分はあります

人は優劣をつけたがる…というか、優位に立ちたがるってかんじですかね。やはり、悪い物より良い物持ちたい、下の立場より上の立場になりたい…そういう精神は当たり前にあります。

例えば子供は、あるカードゲームのそこそこ良いカードが手に入ったとして、友人が超レアカード を引き当てたとします。

ここで大人であれば本来、「おめでとう!」と賛辞の言葉を送るべきですが(勿論ノリで“ズリーw”とか言う時もありますが)子供の頃を思い返してみて下さい。そんな言葉をかける余裕、ありましたか?

答えはNO。そのカードのことを貶したり、その人を貶したり、カード引ったくったり…(ここら辺普通に虐めですね…)
ここまでとはいかずとも、多少はジェラった感情が言葉や行動に出ていたはず。

それはあくまで子供だから許される、良い意味で過ちなのです。度を過ぎたジェラシーでなければ、大人になった時、ある意味良い思い出として捉えられますよ🤔

因みに自分は幼少期、ムシキングのカードをまとめたファイルを公園に忘れて、翌日取り行こうと思ったらファイルごとパクられてました泣

ここまでみた人は流石に“お前はいつも話が長いしまとまりもない、文章力もない、クソみたいな投稿ばかりして恥ずかしくないの?”と思われてるでしょう。ええ、自分もそう思います。が、続けます(何


ちょっと巻きで…
この幼少期の感情が通常大人になれば消えます。というか、ほぼ無くなるし、あっても抑えられる心の余裕が生まれます。これこそ大人の余裕です

ですが現実そうはいかず、良い歳した大人が他人の持ち物にケチをつける、貶す等するからさぁ大変。他人の持ち物に興味を持つのは良いことです。「あの人の◯◯良いな、俺も欲しい」となればそれは素晴らしい事。他人の物に対して良い評価をした上で、かつ自分も欲しくなるくらい良い物を相手が持っている。それこそ、言葉に出さずとも最大限の賛辞であります。

ただ、他人の物に難癖つける人は、ぶっちゃけ“自分の今持っている物に満足していない若しくはしきっていない”のでは無いかと。

だって、もし自分の物に最高に満足していれば、それ以上のものを欲しがる訳もなく、また他人のものをみても嫉妬や劣等感は生まれない筈。大人であれば尚更、そこで「おめでとう」の一言くらい容易いだろう。

確かに、物は無限にあり、選ぶ権利も個人によって様々。何を買おうが自由だし、それを買わないのも自由。

物欲はまた違ってきて、現状満足的でも、絶対また別のものが欲しくなる。これは沼にハマれば抜け出せない、永遠の課題。
ですが、それとこれは別。完全なる不完全燃焼状態な為、劣等感を抱く。

ここで一つ、他人の持ち物が自分の持ち物より良いか悪いかなぞ、定義がないのでわからない。その人が良ければそれでいい。仮にそういう判定があったとして、それは幼少期まで。「この人はこういうものが好きなのか、なるほどな」と思うくらいが、精神的にも社会的にも丁度良い。

その人なりの楽しみ方があるのだから、それを揶揄するのは無粋な事。皆さんも、(これみてる人はそんなこと言ったりしないでしょうが)例え思っても、絶対口にしたり、書き込んだりしない方がいいと自分はそう思います🤔