中止と言う最終判断が出ました。
↓引用元
当初、選考会として強行って最初に出て、Twitterでも大荒れしてましたね😅
この状況で、選考会やるの?と。
選手としては...
東京五輪選考会なら出ざるを得ない。
※看板の外れた日本選手権なら出ない。って人がやはり多かったみたいです。
東京五輪は延期するって言ってるのに、今年に選考会やりますって...
都知事の会見もあって、数時間でその決断はひっくり返し。
結果としては、大会が中止になりました。
安心した人もいるでしょうし、この結論に泣いた選手もいると思います。
長くなりますが、
中止と言う決断は重いけど、即決すべきだった。
と言うことについて書きます。
4年に1度の選考会に出るために、
多くの選手が選考会標準を突破するために2019年もシーズンを頑張ってきました。
選考会標準も数年前では信じられないくらい上がりました。
そのタイムをどうにか切る。
そして、オリンピック選考会に出場して結果を残す。
という意識から、日本水泳界のレベルもかなり上がりました。
それに対応するために、
技術のアップデート、課題克服などなど。
各自が行ってきたはずです。
僕もその1人なわけで...
僕に関しては背泳ぎという種目で
どうにか100mと200mの2種目で突破でき、出場資格を頂きました。
厳しい標準タイムを突破することを目標にすることで
学生時代に出していた生涯ベストも更新できました。
長水路の生涯ベストを出すこともここがいちばんのチャンスだと思ってましたが
この状況ならしょうがないと思います。
ただ、今年で引退を決めていた選手、結果次第では引退がかかっている選手も多かったと思います。
大3.4年生、単年契約の社会人選手。ピークを迎えている30歳前後の社会人選手。
特に競泳界は年齢層が上がってますので、今年においては
2020年をラストイヤーと考えていた選手が多かったはず。
客観的に見ると中止以外あり得ない。
ですが、選手として来年がない選手もいるってことも事実です。
今年に選考会をやらないってことは、そのような選手に引導を渡すってことなのです。
そこらへんもあって、どうにかやろうとしてくれたんでしょうね...
ただ、最初から中止と言う決断をして欲しかった。
何よりも選手の安全を第一に守るべき。
選手たちからすると、どうにかやってほしい。と思う気持ちもあります。
また、選考する。と言うなら出なくてはいけなくなります。
免疫力が下がるけど、選考会があるなら練習もやめられません。
大会のために、たくさん移動をすることになります。
数百人集まる会場に足を運ばないといけません。
健康にリスクがある。と思ってもオリンピックへ向けて、立ち止まれなくなります。
止めてあげる環境を揃えるのが大人(連盟)の役割なはず。
SNSの反応、都知事の動きを見て中止の結論に至りましたが
中止にした理由は、世論をみて。というところ。
選手ファーストなら、
試合を強行してあげるのではなく、選手の健康面を考えて
もっと早くに、”選考会はやらない”
と決断してアナウンスすべきだったと思いました。
当初の選考会を強行する理由...
選手、コーチからの「強い要望」?
僕も出場資格のある選手の1人ですが、何にも聞かれてない...
ただ、水泳連盟さんの最終判断は支持してます。
難しい判断だったと思いますが、中止で良かったと思います。
また、収束してからバッチリ練習して、
さらに上がると思われる標準タイム
それをもう一度切ることで自己ベストを更新するチャンスだと思います。
ここは、そのチャンスをもらったと思って頑張っていこうと思います。
最後に...
選考会に向けて応援してくれた方
ありがとうございました。
また、出場して良い結果が残れせるように、さらに進化した自分を見せられるように頑張っていこうと思います。
森田純一