先日、競技が異なるトレーナー(サッカー、野球、競泳)とジュニア育成の話をしていました。
練習プログラムをどのように作っていくか。
先日も書いたブログのように何を必須項目、優先項目と考えるか。
それを前提に、プログラムのバランスを考えていきます。
※テクニックやファンクショナル、パワーなどなどどれかを重要視しても他がいらないというような極端なことを言っているわけではないです,,,
では、何の練習を重視するのか?
第2、体幹トレーニングが一番大切?
最近は体幹バカが多いよね。(サッカーコーチ)
体幹トレーニングが多くて、競技専門の練習が少ないのは本末転倒では?
最近流行りの体幹トレーニング。右向け右なのでは?
と言う話が出てました。
体幹っていうのは、体の姿勢の安定を作り可動域と力強さを出す土台です。
体幹トレーニングするなら幹を太く力強くするのではなく、必要な姿勢作りだけすれば良い。
そこまで作れれば、あとは競技専門のトレーニングで鍛えるべき。時間もその方が効率が良い。
体幹の強さって動作と安定を出すことだよ?
joint by joint theory(ジョイントバイジョイントセオリー)
関節って動くべきものと動いちゃいけない関節があります。
Twitterでも伸展屈曲外転内転外旋内旋と盛り上がっていますが、機能解剖学が少しずつスポーツのアスリート側に浸透してきたように感じます。
これらの可動する関節の動きは、安定して止まっている隣の関節があるからなのです。
なんでもかんでも動かせれば良いというものでは無いので、それぞれの役割分担が大切です。
世の中の体幹っていうのは、この安定の強さを指していると思います。
可動することに支障がなければ良いわけです。可動と安定のバランスですね。
接触プレーがあるスポーツだとまた話が変わってきますけどね,,,
体幹トレーニングを重視するべきか?
ここまで言ったらわかりますよね?
ジュニア時代においては、最低限の姿勢ができれば十分なのかもしれません。
練習前に、体幹に刺激を入れることも非常に良いと思います。
正しい姿勢、動作ができない段階であれば体幹トレーニングを重視しても良いはずです。
また、自主的に、この項目の練習をすることは非常に良いと思いますので
正しい動作ができるように体幹トレーニングをしてみてください。
まとめ
・体幹は姿勢を良くするレベルで十分
・関節の役割をしっかりと理解しましょう
サッカーでは、代表クラスの選手が体幹本を出しているくらいなので
コアトレーニングが重視されているようです。
接触があるスポーツなので、大切なのは間違いないのだと思います。
ただ、ジュニアの頃から激しいコンタクトプレーが多いのか?
対人スポーツで球を使うサッカーは、スポーツ全体の中でも技術の幅は最も広いジャンルに入ると思います。
ジュニア育成において、コアトレーニングを最重視する必要があるのか?
プレミアリーグを意識してるのですか?
※プレミアリーグは、審判がなかなか笛を鳴らさないので、技術だけでなくあたり負けしないような選手が活躍する有名な世界最高峰のサッカーリーグです。
ってぐらいの体幹トレーニングは、現場のジュニア育成に果たしているのか?
ということには疑問を持って、姿勢保持レベルに重要レベルを下げて導入してるところも多いようです。
スポーツの種類、スポーツレベル、個々の必要に応じて
どこまでその項目を重要視するか。
僕も大学の時には、水泳ではなくサッカーとフットサルをかじってましたが
教えてくれていた先生はプレイに参加する人で、
お前はフィジカルが強いからな。と言って
マークにつかれたときには
がっちりとシャツを掴んでくるおじさんでした笑
あまりわかってなかったので、仲間に聞いたら
掴まれるような服でプレイしない。
掴まれないように動く。
腰を落として握り返してがっぷりになる。
色々なアドバイスをもらいました。
その頃はコアを鍛えれば?とか言われなかったので、
まだ流行る前だったのかな。と思いましたが、
コアを鍛える以前の問題で、教えてもらったような対策次第で解決されるようなことなのかもしれません。
ホエールスイミング
森田 純一
弊社団体は東急スポーツオアシス浦和店にて、「育成・選手クラス」を運営しておりますが
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