先日、競技が異なるトレーナー(サッカー、野球、競泳)とジュニア育成の話をしていました。
練習プログラムをどのように作っていくか。
先日も書いたブログのように何を必須項目、優先項目と考えるか。
それを前提に、プログラムのバランスを考えていきます。
※テクニックやファンクショナル、パワーなどなどどれかを重要視しても他がいらないというような極端なことを言っているわけではないです,,,
では、何の練習を重視するのか? 以下では、競泳だけに特化せず、スポーツ全般を書いていきます。
第1、筋トレが一番大切?
最近は筋トレが可動域、怪我防止のために流行り始めたよね(野球コーチ)
筋トレをすると身長が伸びない。
なんてよく言われたけど、筋トレをすることで成長ホルモン出ます。その成長ホルモンの分泌で身長が伸びるので
これはトレーニング界では有名な間違った常識として認知されていました。
あ。身長を伸ばしたい人は、骨端線のところに刺激を与えれば良いので、
身長が伸びる方向に向けて体を伸ばしながらジャンプすると良いですよ(やりすぎ注意)。
バレーやバスケがその代表例となりますね。
睡眠自体でも身長は10センチ近くまで前後すると言われているので、睡眠もしっかりと確保してくださいね。
※成長ホルモンとは、体を大きくするために大切な役割をする。
ジュニア時代から筋トレやウエイトトレーニングを導入すると
筋力を向上させたり、骨を強くしたり、体の操作が上手くなるなど様々なメリットがあると言われています。
しかし、過度なウエイトトレーニングは子供の成長に悪影響を及ぼします。
なので、ウエイトを持つようなものは、適切な指導のもと行う必要が有ります。
ここでわかりやすい判断基準を載せておきます。
◯軽くて速く動くようなトレーニング
競技中は「いかに速く大きな力を出すか」ということが大切なので直接的な意味があります。
×重くてゆっくりなトレーニング
<注意>これを行うためにはトレーナーさんが絶対に必須です!
関節への負担を考慮し、動作をコントロールした状態で行えば身体に過度な負担を強いることはありません。
ただフォームを間違えると怪我をしてしまいます。
種目や頻度、他の練習との兼ね合い、環境による工夫など様々なことを考慮してプログラムを組まなければなりません。
以上のように、判断が難しいですよね?
だからこそ、専門家ではないコーチや親御さんのレベルで自主的にやるとしたら自重トレーニングがベストであります。
では、筋トレすることを重視するべきか?
説明した通り、筋トレはジュニア時代から効果がありますので、スポーツをやるからには必須項目ですよね。
ただ、骨格が大きくなっていないのに、この時期にあえて時間をたっぷりかけて筋肉量を増やそうとしても効率悪い。
怪我をしないことは大切ですが、その対策中に怪我をしたら本末転倒。筋力を競技力につなげる難しさを考えると最重視するべき項目ではないのかもしれません。
時間は有限なので、どこまで身体的負荷をかけたトレーニングを重視?導入?していくかは考えようです。
野球では、フィジカルトレーニング文化であったのが徐々にファンクショナルトレーニングが導入されているようです。
毎年のようにアップデートされていくようなスポーツ。
一瞬のパワーを出すことが大切なのもさることながら、その技術のアップデートに対応していく能力も必要ってことでしょうか。
野球の場合は、以下のような問題もあるらしいので
ジュニアの育成っていう本質的な部分以外にもこれから期待していきたいところです。
https://bunshun.jp/articles/-/10547
まとめ
・筋トレはジュニアにも効果はある 怪我防止、可動域向上、筋力向上
・ウエイトトレーニングは適正な指導のもと行うべき
・時間配分的に優先順位は高いわけではない
別のサイトでもまとめてあるのかありました。
わかりやすいので載せておきます。
https://kintorecamp.com/human-growth-hormone-benefits/#toc1
ホエールスイミング
森田 純一
弊社団体は東急スポーツオアシス浦和店にて、「育成・選手クラス」を運営しておりますが
この度、4月からの新規生徒を募集をさせて頂きます。
要項を確認の上、申し込みフォームの通りに以下のアドレスへ連絡をください。
担当 森田純一
whale.swimming.academy@gmail.com
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①名前②性別③年齢④ご連絡先⑤ベストタイム⑥体験希望日時⑦その他のご相談内容