〈結果〉

オアシス浦和 4人 7種目 1人決勝進出 入賞

ベスト率 4/7 57%

 

 
 
長いので、ブログ要約
1.チームは良いスタートを切れました
2.新年一発目のレースはは課題と向き合うこと
3.選手は環境に対応する能力を身につける
4.瀬戸選手のレースが観れた、選手達にサイン写真撮影してもらえました
 
1.チームのこと
 
私が受け持っているオアシス浦和のチームの子。
結果についてはまずまずかな。
と思っています。
今シーズンでのJO突破者はでないので、この1〜3月は4月までに来シーズンへ向けていかに技術的な貯金を作れるか。が課題となります。
今シーズンでの目標タイムは軽く突破しているので、これに満足せず、2〜3月でも記録会しかないですがベストを更新してもらえるようにサポートしていきます。
 

参加しなかった子も含めて、年始には今年の目標をしっかりと立てさせました。

見当違いな目標を書く子もいれば、謙虚なくらい小さな目標を書く子もいて本当に面白いです。

目標は具体的なタイムを書かせています。

練習を頑張る。とか抽象的なものは意味がないので...

 

また、普段から次の大会はいつでこのタイムだよー。とメニューの横に掲示して何のために練習しているのか意識させています。

このタイム出すためにはこれくらいの○○がいるよね。と言ってます。

ただ、2.3.4月は試合があまりないので意識的には練習を頑張れない時期になると思います。

そこで、いかに頑張らせるか。ということも大切ですが、まだまだ基礎段階のチームなので

変に追い込んだりしてやる気を削いだり、グダグダ泳ぐ癖をつけたくない。

そのため、基礎技術を徹底的に見直す期間になると思います。

とは言っても、2時間練習なので2000〜3000mは泳いでますけどね。

5000mとか泳ぐスイミングありますけど、何でそんなに多くなるのかさっぱりわかりません(^-^;

※僕が現役の頃は7500mは泳いでました。

 

また、あることを数値化して伝えたところ。

県内トップクラスの選手との差に驚愕していました。

同じ学年の子と比べて75%くらいの完成度であることをしっかりと認識したからです。

 

どの練習でも、狙いや意図が大切になると思います。

最強のドリルなんてないですし、最強のメニューもない。

 

 

2.新年一発目のレースで結果を出すべきか?

 

合宿や年末年始にあまり休まないで追い込んだチームにしたら、生理学的向上を目指していたので結果を出して当たり前のレース。

なので、新年一発目のレースは皆がベストを出してレベルが上がりがち。

逆にそこまでやって出ていない選手がいれば、何かが間違えてることになってるはずです。

コーチとしては、年末年始追い込ませたなら結果を出させないといけません。

それで出ないなら何のためにやっていたのか...

 

大概の選手にとっては2月の最終予選までにJO突破することが目標になるはず。

なので新年一発目のレースでは冬場での練習で何を取り組んでいたのか。それについて、何かしらを一発目のレースではつかまないといけません。

何にも考えていないようなら、ベストが出たところで、収穫はない。

次のレースにはもう生理学的向上は残っていませんのでタイムが出にくくなるとおもいます。

 

そのため、一発目のレースでは冬場取り組んできた課題についてレースで試してみてどうだったか。

が大切であってベストを出すことにとらわれてはいけません。

 

一方で、うちの子たちは

年末年始はバッチリ休んで、遊んでもらいました。

その割にはどうにかフォームをまとめてレースに臨めたかな?

 

うちの子たちにとっては新年ジュニアの標準は、まだまだ厳しいものがあり、年始から刺激になっていました。

自分が今どれくらいの実力があるか。年齢別にしっかりと知れたことは大きな収穫であります。

参加しなかったこにも、レースでどれくらいのタイムを同じ学年の子が出しているか確認させています。

 

 

2.東スポの環境が良いか?悪いか?

 

国際プールからしたらありえないような悪環境プールだと思います。

埼玉県民からしたら当たり前の環境ですし、大会によってはマイナスからマイナスへ環境変化をするので色々な対策をします。

選手としては文句を言ってマイナスな環境を憂うのではなく、マイナスをプラスの方向へシフトする必要があります。それは「環境へ対応する能力」を養うということです。

環境を整えるのは大人。選手は環境に文句を言わず対応する。

意識していればどのような環境に行っても対応できるはずです。

中体連、高体連の大会では環境なんて整備されていませんから。

国際プールで温室に育てられた子達は対応に困るはずです。

マイナスのプールで対応する例があるのでそれも載せておきます。

※東スポでの環境を参照

 

 

 
 
 

 

 

・水深は1.1m

浅く、スタートダッシュが決めにくい。

→スタートを普段よりも浅くする。

・サププールは幼児プール

アップがほぼできない

→それでもできることに感謝し、この中で何ができるのかを考える。

・スタート台が平らで羽がない

クラウチングスタートがしにくい

→クラウチングスタートができるかアップの時に確認して、できないようならグラブに潔く変える。

・スタート台が狭い

普段と同じスタンスが取れない

→想定を練習をするか、グラブに変える。

・スタート台が滑る

足が滑るかもしれない

→グラブに変えるか、スタートする前にスタート台をセームで拭く。

・待機場所が寒い

体が冷えて、レースで結果を出せない

→暖かい服装など冷えないようにしていく。

 

・アップがあまりできない

体が温まらない。当日のフォームチェックがしにくい

→スタートレーンができる時間に行って、25m泳ぐ。普段からアップが少なくてもタイムが出せるようにしておく。水中のウォームアップ以外の方法を作っておく。

 

こんなところ。

挙げて行ったらきりがないと思いました。

要は対策すれば問題ないことばかりです。

対策をしないで文句だけ言ってる人の方が多いかなと思ってしまいます。

とは言うものの、2月のコバトンの時には絶対に文句を言うと思います笑

何だよ。このプール!タイム出ないよー。

って無意識的に言ってますね!

 

文句があるなら出ないか、環境を変えるかです。

僕はコーチ側なので、環境をこれからどんどん整備していってあげたいな。とは思っています。

 

3.瀬戸選手達がきていました。

 

瀬戸選手、天井選手、五十嵐選手が大会に参加していました。

瀬戸選手は地元凱旋ということで大人気でしたね。

 

レース動画をツイッターであげてますので、参考ください。

 

1フリ 

https://twitter.com/nickgaproduce/status/1084714563876995073?s=21

 

1バタ 

https://twitter.com/nickgaproduce/status/1084712572350132224?s=21

 

激励の言葉

https://twitter.com/nickgaproduce/status/1084968193897066497?s=21

 

サイン会まで開いてくれて、100人以上のジュニアにサインしたと思います。

1330からサイン会を行います!

ってアナウンスがあった瞬間、時計も見ずにジュニア達が駆け足でだーっと並びました。

時計見て。まだ13時だよ?笑

瀬戸選手、1330に4コメあるから、そんなに速く並んでもサインしてくれないよ。ってわからないよね笑

うちの子達は写真まで撮ってもらいました。

 

彼らのレースを子供達は一回見て感動したら、もう終わりのようで笑

一発目のレースの時はプールサイドに大量の子供達がいました。役員コーチ4人に阻まれて、サインもしてもらえないのがわかったらもう見に来ることはなかったようです。

親御さん達はカメラ片手に大量に集まっていました。それはそうですよね。

コーチ席に行くのが大変でしたから...

僕は教え子の前後で観れるレースは観戦しました。

見るだけでも勉強になりますからね。

 

みんな、瀬戸!瀬戸!って言って、五十嵐選手や天井選手のことをあまり知らないようで隣の人だれ?

って。

どんな形でも子供達にとって良い刺激になっていました。

大会に出れば会えるかもしれない。一緒に泳げるようになりたい。

と思えれば頑張れますからね。

本当に3人の選手には感謝です。

 

 

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ホエールスイミング 

森田 純一