2018年半年の指導について振り返ってます。

 

教え子のスタイル1について、どんな割合なのだろうか。

とちょっと気になったので調べてみました。

 

<教え子のS1割合>

1位 平泳ぎ 23%

2位 背泳ぎ 22%

3位 バラフライ 21%

4位 自由形 15%

5位 個人メドレー 8%

 

その他 11%

※まだスタイルが定まっていない選手

 

<1位 平泳ぎ>

新規でくる子

大抵がブレストスイマーですね。

まだ「平泳ぎ」って感じで本当の適正に気がついてないパターンかな。

と思いきや、JO標準を見てほぼしっかりとやっている子の方が多いです。

長い目で見て指導している子が多い種目でもあります。

苦手という子はここの中の数字に入れていませんので、

そんな子を含めれば、かなりの数字になると思います。

 

私の中でも指導パターンはありますけど、いろいろな強みを持った選手が来てくれるのでどのように強みをいかせるか相談しつつ行えるので非常に面白いです。

また、JOに出場できた子も多い種目です。

 

<2位 背泳ぎ>

1回コツを教えてください。ってお願いされることが多い種目です。

でも私のS1である事や、私がマスターズスイマーということを知らない親御さんの方が多いので

森田の教え子はなぜかS1背泳ぎが多い。うちの子も背泳ぎが得意だから教えてもらおう。という感じで依頼してくることもありますね。

知っていて依頼している方は、トップレベルの指導を期待して受けに来てくれる種目です。

とは言っても自分の変わったスタイルや難しいことをやらせるわけではないです。他の種目と変わらないといえば変わらないかもしれません。

 

この種目もJOに出場できた子が多い種目です。

 

<3位 バタフライ>

バタフライのスプリンターはあまり来ないですが、ミドルディスタンスが多いですね。

50mなら他に専売特許化しているような現役コーチいますし、ジュニアの大会ではスプリント種目ないですからね。。。

なかなかの割合で長い距離のバタフライの子は見ていますが

バタフライで生き延びていく子はやはり真面目で水泳が好きですね。

じゃないと、2バタは続けられないでしょうね笑

一方で、みんな体がかたいし、ちょっと抜けている子が多いかな。

誰とは言わないけども笑。

 

<自由形>

ここもやはりミドルからディスタンスが中心です。

200~1500mの選手が多いです。

とは言っても私の指導の中でENをやらせるわけではないので

スプリントもフォームや戦略が違うだけで同じなのですが

市場にはスプリント現役コーチが多いので僕のところにこないのかもしれません。

 

<個人メドレー>

ここで来てくれる子は本当にトップ選手です。

近年のスイミングでは、進級条件をIMに持ってくるところが増えておりますが

その中でも私は得意な部分を伸ばしてとやっておりますので

ここには含めないように考えています。

 

本当に個人メドレーで輝く子。今は個人メドレーをやらせておきたい子

だけですね。

 

 

また半年後にはこの割合が変わると思います。

確実に変化があるのは、平泳ぎが減る。ということ。

生き延びていくのが大変な種目でもありますし、怪我をしたりなど。

想定をして、他の種目もしっかりと種をまいて芽が出るようにしています。

なので%が変化することはとても良いことだ。ということです。

 

その一方で背泳ぎはどんどん増えていくと思います。

フリーのディスタンスに転向する子もいると思いますのでここも増えるはずです。

 

S1から逃げてはダメって価値観を持つことが多いですが

他の種目が得意になると面白くてしょうがないですよ。

芽が出て子には他の種目への挑戦も提案していきます。

 

ということで2018年半年の振り返りパート1でした。