ピーキングとは?
年内でこれが大切なレース。
というものがありますよね。
レースの時に最高のパフォーマンスを出すために
練習の調整 練習内容や量を減らす
→テーパー
パフォーマンスが上がるようにさまざまな調整
睡眠管理、食事管理、体調管理、練習管理etc
→ピーキング
をすると思います。
普段の練習では
・強化をするための休みの日を作ること
・休みの日をどこに持ってくるか
・休み前後の練習
・ウエイトや有酸素をどの日程にもってくるか。
etc
が大切になると思います。
試合期では
・ウエイトをやめる
・練習内容を変えて、疲労感を抜いていく
・モチベーションをあげる
・食事に気をつける 体重管理、体調管理
・コンディションが上がることをする
・睡眠時間を増やす 体調管理
etc
などなど。体調管理によって調整をしていき、徐々に調子を上げていきます。
スピード競技でありリーグ戦がないスポーツはピークの作り方が特に大切である。
つまり、逆の言い方をすれば安定したパフォーマンスが出せなくてもいいということです。
毎回50%くらいしか出せないけど、この試合に100%〜120%を出せれば全く問題ないわけで。
リーグ戦でやってる方は安定したパフォーマンスを発揮することが大切。
シーズン通しての戦いになりますから。
それに比べて、陸上や競泳は同じでリーグ戦もないしスピード競技なのでピークを作ることによって、最大限のパフォーマンスを調整しやすいスポーツであるわけです。
ピーキングについては、
大人になるとなかなか練習時間が取れなくなるため、量をかませなくなります。怪我もしやすくなりますし。となると練習の質を上げることが大切。そのため、練習時においてもピークの作り方って大切だと思います。
疲れていて可動域が狭くなっていたりすると練習の質は上がらないから、
超えられない壁のブレークスルーを作るためには練習においてもピークを作ることが必要。
社会人アスリートはこのようなことをよーくわかってると思います。
時間がないけど成長したいと思ってる方は良く考えますから。
逆に時間があるジュニアや学生さんは考えてない方が多いように思います。
練習たくさんしてるのになぜ成長しないのだろう。
練習タイムが上がらないのだろう。
もっと自分を知った方がいいです。
ベストパフォーマンスを発揮するための10項目を作りました。
試してみてください。
1.練習量
2.練習メニュー、プログラム
3.睡眠時間
4.仕事時間、ゲーム時間、勉強時間
5.食事管理、体重管理
6.ウエイト 陸上トレーニング
7.ルーティン
8.イメージトレーニング
9.風邪をひかない
10.遊びに行かない
〈解説〉
1.普段の半分以下まで下げましょう。普段泳いでない方は泳がないという選択肢もありです。
2.自分の調子が上がるメニューがいいです。このメニューやると追い込める。調子が上がる。やる気になれる。など
3.睡眠時間が増えるとパフォーマンスが上がるデータがあります。
しっかりと睡眠時間を確保しましょう。ジュニアなら確実に9時間はとりましょう。
また、朝起きる時間と寝る時間を崩さないようにしてください。
4.この項目が増えると集中力が減るためパフォーマンス減少になります。勉強はともかく、できる限り試合に向けて減らせるように普段から行えるのがベストですね。
5.練習量が減ると食事量も同様に取りますと体重が増えていってしまいます。ベスト体重を維持できるよう心がけてください。
6.ウエイトのラストの日時はどこがいいのか。自分の体で調べてみてください。特に足のトレーニングは早めにやめましょう。足を休ませることは非常に大切です。
7.自分でパフォーマンスが上がるルーティンを探しましょう。何かを身につける。こちらの手で何かをする。とかそのレベルでいいのです。
要はメンタル面でのパフォーマンスアップを試みるので、科学的に認められるようなものでなくても構いません。
8.レースのイメージをしっかりとしましょう。
自分の過去のレースや見習ってる方のレースを見るのもおすすめです。
レース展開を準備し、そのイメージをしっかりと固定させてください。
9.風邪をひかない。これはかなり大切です。1年間の努力、そして他の項目を打ち消せるくらい。重要な項目です。温暖差に気をつけ、風邪を引くようなことは避けましょう。
10.練習以外のことで疲れるようなことはレース前には控えましょう。結果を出すために練習をしています。レースで勝つために努力してるはずです。遊びたいのほんとうによくわかりますが、今一番大切なことは何か。をしっかりと思い出してください。
どれだけベストパフォーマンスに向かえてますでしょうか?
ダメな項目はこれを機会に見直しましょう!