今回は書く内容は、コーチングテーマです。


コーチを目指してる方に少しは参考になるかもしれない。
コーチをやってる方にはもしかしたら共感してもらえるかもしれない。

と思いまして。


僕のコーチングテーマの一つ


有名無実 無名有実


です。


コーチはあくまでも黒子、有名コーチになりたいって方もいると思いますが


僕自身は選手があくまで主役であり、サポート役だと思うのです。


私なんて、大した実績もないですし偉そうなこと言える権威もありません。
なので有名になりたいと思わない。
といっても説得力がないかもしれません。


有実になりたい。とは考えてます。


俺すごいんだぜ。っていう鼻に付く現役コーチ。
過去の指導実績をやたら自慢する権威のありそうなコーチ。

いらっしゃりますよね。
僕が思うに、そのような方々は有名な方で
その中にはたまに無力な方もいらっしゃるように思います。

そのパターンが有名無実で、一番ダメなコーチですよね。

有名なこと、それ自体は良いとは思います。
有名有力が一番いいのかもしれません。
ただ僕が目指すコーチングテーマとはちょっと違います。


無名でいいから、
実績が残せる有力なコーチには少なくともなりたい。


また、私のコーチングでは特に意識してる点があります。

というのは、
目先の成果だけを見ないようにしてます。

例えば...

・短期的にこれくらいできるようになった。
・これくらいの実績が数ヶ月で出た。
・近い大会に良い成績を出す。

ということはもちろん大切だと思いますし、
お客様の要望があればまずはここの成果が出せるように努めます。


ただ、コーチングとは
目先の結果が出る方向へ導くことが必ずしも正しいわけではなく、
将来を見据えた方向(課題)へ導くことではないか。


と考えてます。


私の先輩コーチの方々がよく言うのが、
あの子は、何歳くらいにこの種目で飛躍する。
だから、今はこれ(課題)をやっている。やるべき。
今は結果が出ないけど我慢。
本人にも納得させる。

僕は良い形のコーチングだと思ってます。

つまり、長期的な視点で生徒を見定めているということです。
当然、高度な指導力がないとできないと思います。


個人レッスンですと
短期的な要望が多いため
なかなかそのような提案をお客様にすることは難しいですが

実際に、お客様の要望の中に対して

いや。
ここは、もう少し先を見据えて目標を立ててやっていきませんか?
そのような提案をするコーチは素晴らしいと思いますし、当たりだと思います。


そこまで考えてませんし、今は考えられない。
と保護者の方に一蹴されることもあります笑
そこで、いや。と譲らないのが頑固なコーチの僕です笑



スクールコーチであれば
そのような話を必ずしてくれるはずです。
是非とも聞いてみてください。


例えば、僕のコーチはジュニアの頃に
大学生になったらピークがくる。
それまでに地盤を作ろう。と常々考えてくれてました。
ジュニアオリンピックはおろか、大会にすら出たことがない私にオリンピックを目指せ。と。
発破をかけていたのを懐かしく思います。

※私の記憶なので、間違いがあったらすいません笑


実際に、この技術はこの年齢でやらせたらまずい。
→短期的には速くなるものの、将来成長しにくくなる。
ということがあります。
また、その子にとって短期的に高い目標を達成したり、達成できなかったことにより、
燃え尽きてしまったりすることもあります。

短期的に成果がでることにより、成功体験から飛躍するタイプの子ももちろんいます。
なので、そこの見定めが大切だと思います。




そして、有名になったらできなくなることもあります。
短期的に失敗ができなかったり、結果が出せないとクビになるなど。。。
サッカーの代表監督がまさにそれかと思います。


ということで

常に謙虚になり、大局的に物事を見定めることができるよう

努力をしていきたいと思います。