悪いことや、つらいことが重なったっていうこと。
忙しくて疲れ切っていること。
それは言い訳にもならない。
言い訳にもしたくない。
ただ、きみを傷つけた。
その事実を変えることは出来ないし、時間を巻き戻すことも出来ない。
心が荒んでいるときの言葉っていうのは、案外に鋭さを伴うことがあって。
甘い言葉でそっときみの耳にささやいて、優しい言葉できみを包みたかった。
けれど、言葉はナイフになった。
ごめんを繰り返して、またきみを傷つけて…
情けないオレだけど、きみはまた笑いかけてくれる?
きみに伝えられない言葉たちを飲み込んで、今日も眠るんだろう。