こんにちはー!なっとうです!
聞いてください!やっとこさ!
真・女神転生4F、クリアしましたー!!
今回はクリア記念のレビュー記事になります〜〜!
(前作、4との比較多めで申し訳ないですが…)
有益な情報は一切ないかと思いますが、「いいゲームそう」「やってみたいかも」「わかるわかる」と少しでもワクワクしてもらえたら嬉しい!そんな記事です〜!
真・女神転生4ファイナル(以下:4F)は、真・女神転生4(以下:4)と同じ時間?時系列?の作品です。
主人公(以下:ナナシ)は4の主人公(以下:フリン)とは別のキャラクターで、ストーリー序盤でダグザという神と契約し、人間を卒業します。
まぁ正直フリンも人間卒業している様な気がしますが…
前作では、神か悪魔か人間かという3種の勢力図という感じでしたが、今作では多神連合という新たな勢力が加わります。
多神連合は全ての魂を滅し、新たな宇宙を創って生まれ直す…みたいな思想を持っています。
なんかもう表現難しいな…とにかく、一旦人間全員滅ぼしたいって感じなんです。
その魂を餌として、宇宙の卵を孵化させることで新宇宙を創造したい。
そしてそれは、人間が身体という檻から脱して本当の自由を手に入れる、「救済」なのだと言い張ります。
まぁ「死こそが救いなのだ」というよくある(?!)思想ですね。
当然、人間はそれを望んでいないので対立します。
さて、どういう結末を迎えるのかはあなた次第…といった内容のゲームです!
ここで私の4クリアレビューも貼っておきますね。
https://ameblo.jp/wrnk-game/entry-12623191919.html
エンディングを見て・エンディング分岐について
私がプレイしたルートはトゥルーエンドの部類の絆エンドと呼ばれるルートです。
「これが4のエンディングだ…やっと4をクリアしたんだ…」と思いました。
だから5じゃなくて4ファイナルなんだ…!って。なんか当たり前のこと言ってますね…
エンディング分岐は、4の頃と違ってめちゃくちゃ簡単。セーブデータも多く持てるので、上手くセーブさえ残していれば1周で全てのルートが見れます。
私が周回プレイをしていない理由は後述します。
ちなみにクリアタイムなど
プレイ時間:約50時間
最終レベル:94
4で語られなかった・表現されなかった部分の描写
4で全く行方知れずになってしまった同僚、ナバールの真相が4Fで語られたり、(というか今作の主要キャラクターです。)
また、どうしても主人公という立場上表現されにくかったせいで、感情が少なく思えてならなかったフリンが思ってたよりずっと好青年で、そしてイサカルへの想いみたいなのも感じられてよかったです…。
前作序盤では、一番の友のはずのイサカルを倒さなくてはいけない展開があったのですが、主人公という性質上セリフも少ないし、またテキストでの情景・心理描写が4はかなり薄めだったため、あっさり倒すし未練なさそうに見えてしまってたんですよね
今作ではそこが補完されていました。ここは4プレイした人へのご褒美みたいなところですけれどね!
4をクリアしたという感覚
どうしても前作との比較みたいになってしまって申し訳ないのですが、4Fはテキストでの情景・心理描写がかなり詳しく、そして素晴らしい。
テキストの進化
ものすごく極端で適当な文章ですが…
4:フリンは腰の剣を抜き、真っ直ぐに対峙した。
4F:フリンは腰の剣を抜き、迷いを捨てきれない心を奮い立たせ、真っ直ぐに彼と対峙した。
…もうこれぐらいの文字量の差があるんですよ。プレイヤーとして、主人公の心情やどういう状況なのかが飲み込みやすくて、没入感がありました。
「ああ、フリンも戦いたくないんだ…」「ああ、きっと今切ない気持ちでいっぱいなんだ…」と。
今作で一番大きな進化はここのように思います。
熱い展開
4では対立することになってしまった同僚のワルター、ヨナタン、ルートによっては倒すことになってしまうイザボーらともう一度出会える上に、ラストバトルでは共闘。
しかも!!!!彼らに指示(操作)ができるという超絶興奮案件。ありがとうございました…
ワルターの「神さん、まだ寝るには早いぜ」的なセリフがあるんですけど、最高ですね。
4の声優陣は本当にキャラクターに合いすぎて最高です。4Fもいいけれど。
きちんとその後も描かれる
エンディング終了後、その後のキャラクター達の姿がアニメーションで表現されています。
すんごいほっこり。よかった〜〜と思いました。
フリンやイザボー達も、また心から笑えるようになったんだなと感じられたから「4をクリアできた」という感覚になったのかもしれません。
思ってたより4が好きだったことに気づく
私、4はキャラクターにあまり感情移入ができなくて、そんなに心を痛めずにキャラクター達と対峙できていたと思うんですけど、今作で4のキャラクター達と再会できたり、思わぬ発見があって、
「あ、私こんなにこの子達が好きだったんだ」
「あ、こんなに思い入れがあったんだ」
と気付かされました。
キャラクターの成長・魅力を感じられるシナリオ
今作は、主人公だけでなく他の仲間のキャラクターや、4の主要キャラクター達の成長、魅力を感じるシナリオでした。前作では色々と言われていたようですね…
もう本当みんな好き。
女神転生では珍しいのかもしれませんが、仲間との絆!って感じもあるので、私のようなライトなユーザーさんにもお勧め!
もしそれが気に食わないのであれば、それなりのルートを選ぶといいのかもしれません…私にはできないかも…
ゲームボリュームについて
約50時間でクリアできたこともあって、とってもボリューミー!という感じはないですね。(基準がペルソナだからだと思いますが…)
でも、もっと楽しもうと思えば無限に時間が必要なゲームだと思います。
主人公の育成も悪魔集めも楽しいので。
相変わらずムリゲーな全書埋め
恐ろしいほどの悪魔数ね。ペルソナとは訳が違います。個人的にはもう少し程よい数にして欲しい
今回も、お気に入りの悪魔!みたいなのはそんなにいないかなぁ…
今作は前作よりお金が稼ぎやすかったので、金欠で困ることはなかったです。
装備も贅沢を言わなければ全然いいのが買えちゃいます。
初めて難易度下げました
タイトル回収に時間がかかってしまいましたが…ラスボスのYHVH強すぎません?
第2形態までは難易度ノーマルでもいけるのですが…勝つところまでは何度挑んでもいけず
レベルを上げたくても、道中の敵はもうメタトロンとしかエンカウントしないぐらいの偏り。
そして異様にHP高くて時間がかかるのでレベル上げとしては効率悪すぎる。
でもここまできて投げたくはない…最終手段です…
難易度イージー(戦争から対立)に下げました
いやぁもうプライドは捨てるしかありませんでした!
ここで投げてしまうのは勿体無いので、難易度下げることをお勧めします。
上手なプレイヤーさんでも苦戦されているようですから!まぁ悔しいけど!
ラスボスまでは特に苦戦はなかったです。もちろんたくさんゲームオーバーになりましたが、
ニヤリ付着時の追加効果も強力なものが増えていて、有利な場面に持っていければ強敵も怖くありません。
さらに、今作では黄泉還ることができるため、ゲームオーバーも怖くない。
ここは賛否あるかなぁと思いますが、主人公はすでに人間辞めてますし、ダグザという神の力があるのですから、ある種の設定のようなものかなと思います。
ダグザは主人公を利用している神なので、利用価値のある存在が死んでしまったら、そりゃあどうにかしますものね。
4・4F結局どうだった?
4をやるなら4Fまで駆け抜けて欲しいし、
4Fをやるなら4にも触れてみて欲しい。
…と思いました。2本ともやってよかったです。
個人的に2本で1本のゲームだったという感覚。
このゲームの評価をするとしたら…
まず私の個人的なゲームの良し悪しの基準は、「しばらく経ってから、また初見プレイ時と同じ熱量でやりたいと思えるかどうか」です。
なので、このゲームはプレイしてよかったですが、もう1度同じ熱量でプレイすることはできないと思うので総合的には微妙と言った感じです。
最初に選んだルートが悪く、もう他の辛いルートを見る勇気がありません…。時間を空けたらできるかもしれないので、ソフトは手放さずに持っていようかと思います。
こんだけ語っといて最後は辛口やん…って感じですが、ゲームの良し悪しを決めるのは人それぞれのものさしがあると思うので、感想と評価は違ってしまってもしょうがないと思っています。(すみません)
ダラダラと書いてしまいましたが…最後までありがとうございました!
いよいよ真・女神転生Ⅲリマスターのプレイ開始できるので、次はプレイ日記でお会いしましょう!
それではまた〜〜!