キャッチコピーをストーリーで考える | ライティングアカデミー/人のこころを動かす脳科学を武器にする文章術

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こんにちは、金井です。

ブログやHP、チラシをつくる時に悩むのが「キャッチコピー」ですよね。

キャッチコピーの役割は、パッと見てすぐにお客様に「欲しい」と思ってもらうことです。

このブログを読んでいる方は、ご自身の商品の良さを長く語るのは出来ると思います。

しかし「商品の良さを一言で伝えてください」と言われると、なかなか難しいものです。

お客様の心を引き付けるキャッチコピーのポイントはいくつかありますが、今回は「ストーリー性」についてお伝えします。

 



例えば、とあるパン屋さん。

安くて大量の商品を提供できる大手チェーン店に押され、これまでに何度も倒産の危機に瀕してきました。

「もうダメだ」と思いつつも、なんとか打開策として「これまでにない、味と食感の食パン」を開発しました。

しかし、見た目には普通の食パンです。

「一度食べてさえもらえば、この違いがわかるはず。しかし、その最初の一回をどうやって購入してもらえば良いか」

店主は悩んだ末に、こんなキャッチコピーを食パンに付けて宣伝をしました。

「何度も倒産危機を乗り越え、何度も改良を重ねて、最高の食パンができあがりました」

「倒産」というネガティブなワードと「最高」というポジティブなワードが、

「面白そうだから、一度買ってみよう」

とお客様の興味をひいたのです。

「倒産危機を乗り越え」という言葉からも、「必死で商品開発をしたのだろう」というストーリーを感じさせます。

その結果、「味への信頼」に繋がることになりました。

この食パンをきっかけに常連客が増え、更に「倒産回避の食パン」は口コミで遠方のお客様も買いに来るほどとなりました。

キャッチコピーというと「派手なインパクトが必要」と考えてしまいがちです。

しかし、今回の例のように「ストーリー性」がお客様の心を動かすこともあります。

ご自身の商品に合うのはどのようなキャッチコピーなのかを考えてみるのも良いでしょう。

 

 

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