千春へ

拝啓　内田千春様

千春がどこまで本気で信じてくれているかわからないけど、
「千春に一目惚れした」
と伝えたその言葉に嘘はありません。

たしかに、出会った場所が特殊だったかもしれない。
お酒の席で言った言葉だから、信じてもらえてないかもしれない。

でも俺にとって千春との出会いは、本当に一目惚れだった。
そしてその事を千春に伝えておきたかった。

今まで３４年間生きてきて、こんな気持ちになることは、一生に一度か二度の事だと学んだから。
千春に言葉でちゃんと伝えないといけないと思ったから。

話したり、メールしたり、少しずつ千春のことがわかればわかるほど、千春のことが好きになった。
大切にしたいと思うようになった。

頑張っている千春の姿を見て、本気で「付き合いたい」そう思った。
頑張りすぎる千春の事、精一杯守ってやりたいって思った。

軽々しい気持ちじゃないから
口だけじゃないから
手紙で伝えておきたかった。

いろんなところに２人で行きたい。
いろんなこと、２人でやりたい。

何よりも千春の夢が叶っていくところを、一番近くで見ていきたい。
俺の夢が叶っていくところを、一番近くで見ていて欲しい。

本気で好きだ。
付き合って欲しい。

敬具