短大生の履歴書講習に行っていた時のことです。
いくら履歴書やレポートをきちんと作成しても、
人事担当者は
個人のブログやプロフなどもチェックしているので、
自分の名前だけでなく
学校名などは絶対に出さないようにと
私は短大生たちに念を押しました。
「やばい、もう書いちゃってる!!!」
と言う人が半数程度いました。
意外に多いなと思いました。
本名ではなくても、
個人特定をすることが十分に可能な子もけっこういまして、
すぐに削除するか、
個人特定できないように内容を変更するかを指導しました。
私たちが学生のころは
ブログなどのデジタルツールが発達していなかったので、
調査会社が介入しない限りは
プライベートで何をしているかは知られずにすみました。
でも今はそうもいかないんですよね。
企業の人事担当者は
「入社後に不祥事を起こさないか」
「世間に発表していいコトと悪いコトの判別がつくかどうか」
そういうところも気にしているので
2次審査や3次審査の際に
個人の感情があらわになりがちなブログやプロフをのぞいてみる
という話は多く聞きます。
その他に、
私が学生たちに伝えたかったことは
「同じ記事や写真でも人によって受け取り方はかなり幅がある」
ということです。
例えば自分では
「すごく良いことをした」と思って
その内容を記事に書くとします。
ですがそれを読んだ人が
全員同じ感想を持つとは限りません。
「この子、イイ子だな」と思う人もいれば
「いちいちアピールして、だから何?」と思う人もいます。
単なる日常生活の話でも感想が分かれるのですから、
就職活動中の学生たちの心の中を書いてしまうことは
あまりにリスクがあります。
就職活動中の学生たちの心は
ネガティブ思考になりがちで暗い内容が多くなるので
それを企業の方に見せるわけにはいきませんよね。
ですから、
就職活動中は絶対に
悩みや心の声、不満などは
現実世界で関わりになる人が見るかもしれない
デジタルツールには載せないようにと伝えました。
学生たちが私の話を
どこまで理解してくれたかはわかりませんが、
めんどくさがらずにデジタルツールの訂正も
その場でみんなすぐにしてくれて、
就職活動への真剣な姿勢は感じました。
昨年の学生たちよりも時代への悲愴感はなく、
不景気に慣れて割り切っている感が感じられたので
今年の学生たちは打たれ強そうだな、と思いました。
なんにせよ、
中途半端な存在である「短期大学生」の道は
茨の道です。
みんなが就職できることを祈ります。



