『いりす』です。
浅緑 染め懸けたりと 見るまでに
春の柳は 萌えにけるかも
淺緑 染懸有跡 見左右二 春楊者 目生来鴨
作者 不明
よみ
浅緑 染め懸けたりと 見るまでに
春の柳は 萌えにけるかも
意味
まるで浅緑(あさみどり)に
染(そ)めた糸を掛けたように
春(はる)の柳(やなぎ)が芽吹いています
世界中の子どもたちは
未来を想って怯えている
大人が未来を壊しているから
子どもたちは未来を怖がっている
未来を
考えると眠れない子
考えるのをやめた子
どの子も目が怯えている
大人たちが
真の愛を忘れて
自分を優先し子どもたちを
守ろうとしないから
大人たちが
子どもたちの未来より
今を選んだから
子どもたちは未来を諦めていく
それでも…
明日に虹が架かることを
信じているのが子どもたち
怯える目の奥に
強く輝く命の光り
命の音に励まされた
ある晴れた日
浅緑と子どもたち
ありがとうございました。


















