『いりす』です。
五月なのに雪が残って
まだ凍りが張っていた
なのに街では
木蓮が咲き花ざかり
そして、
オホーツク海は
輝いていた
永遠に続くような気がした
長い長い道中で
エゾ鹿の家族、
イノシシ、たぬきにきつね
遭遇して、目が合うと
優しい目をしてた
あまりに近くまで
野生の動物が近づいてきたから
驚き、驚かせないように、
そっと移動し、
写真を撮らないことにして
心におさめた。
不器用な私だから
動物たちが気づかぬふりを
してくれたかもしれないね。
毎日が気持ちイイ
見上げた空の
雲羊さんの群れを
思わず数えてしまう
イチふわ
二ふわ、、、ふふふ
だけど、気をつけないと、
毎度、運転中に眠くなってしまう
どこまでも広く真っ直ぐに
続く道路、
ほんと果てしない大空と大地
休憩とりつつ、
やっとこ、到着。
お部屋では、
二匹のてんとう虫が
迎えてくれた
暖かなお日様が
おはようって
包んでくれた
穏やかな朝
綺麗なんだろう
外国みたいだ
広くて深くて大きい
どんどん自分が小さくなる
もしかしたら
もう消えてしまっているかも
しれない
それが、凄く嬉しい
居るけど居ない存在
それがイイ。
癒されて
偉大な主さまと
この地のアイヌさんに
感謝します。
ありがとうございます。
イヤイライケレ
いりす

アイヌ語
アイヌ=人間
イヤイライケレ=ありがとう





























