昨日、
IPSの全国研修会
が日本社会事業大学で開催されました。
IPSとは・・・精神疾患をもっている人たちの自己実現を応援するために、開発された援助付き雇用のモデルです。
IPSでは、障害を持つすべての人は事前の訓練なしで地域で一般就労することが可能であり、「働きたい」と語られた時点で「職につく準備」ができていると考えます。
症状が重いほど就労しづらいといった考え方が誤解であることが研究成果からも示されており、参加を希望するすべての精神障害を持つ人の利用を受け入れるのがIPSの特徴です。
IPSの基本原則
①誰もが利用可能
②他の領域のサービスとの統合
③一般就労をめざす
④年金や生活保護受給に関する個別相談
⑤迅速な職探し
⑥就労後の継続支援
⑦利用者の好みと選択の尊重
です。IPSには、リカバリー「その人がその人らしく、自分でも納得のいく人生をおくれるようになる。」の概念がベースにありますので、当事者のかたが、やりたい仕事が作業所への通所であれば、その希望を尊重してもいいのかな・・と思います。
ただ、支援者側の視点だけで、「この人は、仕事は無理
」と、決めつけないようにしていきたいものです。
IPSは充分なエビデンスをもっていますが、今回の全国研修会では、まだまだ企業側の理解が充分に得られていないなと、感じたのが率直な感想です。![]()
就労のトレーニングをしてから、就労しても実際の現場は状況が違うので、あまり意味はないように感じられます。
ただ、企業側としては、仕事をしながらトレーニングをしていく状況に不安を感じるのも理解はできます。そのため、就労後も継続的に充分なサポートをしていくことを支援者側も、もっと、もっとアピールしていかなければ・・と改めて実感しました![]()