2月24日以来、世界が黒い雲に覆われたようになっている。
ウクライナの人々によれば、2014年に起きたロシアのクリミア半島への
侵攻からずっと戦争状態だそうだが、春爛漫の日本では想像することも
難しい。悲惨な状況をTVで視ても何もできない自分は、先日せめてもの
援助として、いくらかのお金を寄付させてもらった。
とにかく、指導者同士の話し合いで1日も早く停戦、和平にこぎつけて
もらいたいと強く思う。
今回は①歴史本の表紙絵と②前回の続きの「街路樹のアート その4」
をアップする。
①表紙絵「南菜園」(和紙 4号)
明治28年に日本が台湾統治を開始して数年たった明治31年(1898年)
陸軍中将-児玉源太郎が第四代台湾総督として着任した。彼は五年後に
台北市で購入した714坪にも及ぶ草庵を南菜園と名付け、各界の要人を
もてなす草庵、及び、自身の別邸として利用した。
台湾の神社研究家で小生の前の会社の後輩にあたる金子展也氏が、
台湾における要人の動きに関する第二次大戦の終結までの経緯と
当時の寺社建築をたどった出版物を現在執筆中である。
アップした和紙画は、その本の表紙画として頼まれたものである。
明治後半の草庵の雰囲気が出れば良いと願いつつ仕上げた。
実際にはモノクロで掲載される予定だが、明治から昭和へのやや
暗い時代の雰囲気が感じとれるならば本望である。
南菜園(台北、明治31年)
②街路樹のアート シリーズ作 その-4
地元にある街路樹が季節ごとに見せる樹皮と蔦の共生をアートと
捉えて、F10号の水彩画にしてみた。何でもない模様だが、じっと
見ているとなかなか味がある。
(atom 石川 記)

