今日は、先日終わった高校サッカー選手権大会の私から観た総括を勝手に行います。
優勝 市立船橋
準優勝 四日市中央工業
決勝戦はとても見ごたえありましたね。市船らしい戦い方!
ただ、去年のプラチナ世代と比較しても小粒な選手が多い印象でした。
やはり、私の中では一番インパクトのあった選手は大久保(現在神戸)、平山(現在FC東京)の2選手ですかね。
私は理学療法士なので、その立場から言わせて頂くと・・・
怪我を抱えている選手が多すぎな印象です。 外傷へ避けられませんが、その他の怪我は未然に防げるはずです。
私も高校サッカー経験者のため、選手権の憧れ、選手権のために3年間努力することについてはわかっています。しかし、医療目線で言えばかなり危険です。
現在、世界を戦うのが当たり前になりつつあるサッカー界。
たかが選手権とは言いませんが、選手権で選手が壊れてしまってはサッカー界の未来はありません。
痛み止めや注射を打って誤魔化してまで出る大会でしょうか? 選手にとってはそれほどの価値はあると思いますが、それを止めてあげる指導者が必要です。
プリンスリーグなどができ試合数が多く、選手のためにはなりますが、ケアを慎重にしなければなりません。
その点、高校野球に遅れをとっていると思います。 甲子園にはメディカルチェックがあるそうです。 引っかかると投手は登板でないそうです。
サッカー界もメディカルチェックなどの制度を取り入れ選手を守ることも大事です。
選手権は日本が誇る素晴らしい大会だと思うからこそこのような制度の重要性をかなり実感します。