映画ネタです。
『その夜の侍』
原作は、劇団「THE SHAMPOO HAT」のぎきょくだそう。
こちらは、観てません。
簡単な内容
最愛の妻をひき逃げで亡くし犯人への復讐を誓う男と、犯人との対峙を描いる
観終わって、な〜んかモヤモヤするのよねー。登場人物たちの感情が掴みづらいからかな〜

唯一、スナックのママが分かりやすかった

ひき逃げ事件から5年経っているとこから始まってるわけですが、復讐を誓う男 健一がなんというか気持ち悪い。
生きてるようで生きてない感じなのね。
健一以外もだけど。
妻のことをとても愛していて、失った喪失感で抜け殻になっているからなのだけど。
わめき立ててたらまだいいのだけど、感情が出てるのが犯人をストーキングしてる時だけだから、気持ち悪くみえる。
よく結婚できたな〜と思ってしまったよ

正反対に、感情剥き出しの犯人はクズ!
ゴミみたいな人間!、、みえるのよね〜。
みえるというのは、最初はコイツはサイテーサイアクだな!と思っていたんだけど、犯人に関わる人々がことごとく、犯人のいいなりで、それがとても異常で、、、
ん?まてよ、これって実は犯人が一番まともなんじゃないか⁇ と、みえてきたのよね〜

犯人がさ、人が言いなりになってしまう、カリスマ性みたいなものを持ってるのよね〜。
経営者 社長である健一には、ないのよね〜。
その対比?が面白くもあったのだけど。
結局のとこは、健一も犯人も同じような感情のモヤモヤを抱えていて、その表れ方、表し方が違っただけにもみえた。
2人に関わる人たちも。
人間て随分不器用なのですねー。
感情を露わにしても、しなくても、真意は伝わりにくく、自身もドツボにはまってしまう。
それは、自分以外の他者には、ひどく残酷で狂気にしかならない。
何が正解ってないけど、他者を精神的にも肉体的にも傷つけるしか感情を露わにする方法がないのは、とてもとてもとても哀しいことと感じた。
健一がね、何かを乗り越えたんだけど、良かった!ではなく、なんだかしんみりしたのよね。
不器用なほど、愛おしくみえるのも、また人間。。。そんなことを思った作品でした

中華そば 宝!追加載せ〜
肉そば!〜