映画ネタです。
タイトルは映画のタイトルです。
なんらかの本当の事件ではありません。
《簡単な作品説明》
無差別殺傷事件を起こした犯人、加害者家族を描いた作品
面白いです!!
が、後味悪いです!ずっとモヤモヤします!
無差別殺傷事件を主に描いてるわけではないですが、観ていて、現実に起こった数々の同事件を重ねざるおえなくなり、実際の話なのか、映画なのか一瞬わからなくなったよね〜

本当に、自分のすぐ隣で起きててもおかしくないこと。
突然、壊れるのではなく、少しずつ歪みが生じて積み重なって崩れてゆく、、アルことよね〜、、。
最初は清が一番クルッてると思ったけど、葛城家は皆んな欠陥してる。
伸子も保つも稔も、欠陥に気づいてるはずなのに、清のせいにして自分を正当化していたように感じる。
それぞれが、“家族”に依存して囚われているようにもみえたな。
事件を起こした稔は特別ではなく、葛城家の誰しもが稔になりえるとも思う。
葛城家の印象に残っているシーンは、食事。
手作りのものが食卓に出てることがない。
宅配ピザやら、コンビニ弁当やら。
食事からも、この家の歪みがみえるね。
いつから葛城家の食事は、そんなんになったんだろう、、

本来であれば、稔は葛城家の人々を襲うべきなのではないか⁇
それができずに、無関係の人々へ狂気を向けるのは、本当にお門違いと思う。
狂気ではなく鬱憤なのかな、、葛城家の現状を他人のせい、社会のせいにしていたのかも、、
葛城家の誰に感情移入するかで、色んなみかたのできる作品とも思いました。
本当に、どこにでもいる人たちの話、、そう思った映画でした。
紅茶なのよ、、ミルク入れすぎたっぽいね、、〜