世の中は、デジタルを起点としたテクノロジーが飛躍的に発展して、コミュニケーションの潮流はその世界に軸足を移しています。

それに伴って、情報との接し方やライフスタイル、個々人の価値観が多様化しているのは、言うまでもないですね。

 

ただ一方で、“体験”と呼ばれる行為には、いまだに人を何かに駆り立てるチカラを秘めてるなぁと感じてならないんです。

 

仕事柄、これまで色んな催しやイベントを見てきました。

そこには、人を元気にする賑わいや、生活の新しい価値を発見する気づきがありました。

それは間違えなく、デジタルやメディアではつくることができない、人を動かす深い実感とインパクトだと思います。

 

情報伝播の効率性だけを重視して、この影響力を軽視するのは、あまりにも勿体ない。

 

そこで、これまで採取してきた街の賑わいを独自の視点で分析してみようと思い至りました。


その“体験の構造”が体系化できないか?


その構造を活用して、もっといろんな気づきを増やせないか?


体験がもっと社会や生活をより良くする手段にならないか?


そんな思いをベースに、このプロジェクトを進めていくことにしました。

まずは、その足掛かりとして、このブログからスタートしようと思います。