納入業者に不当な返品や従業員派遣を強要していたとして公正取引委員会は30日、大和ハウス工業の子会社「ロイヤルホームセンター」(大阪市)に、独禁法違反(優越的地位の乱用)で再発防止を命じる排除措置命令を出した。

 公取委によると、同社は遅くとも2006年11月以降、閉店した店舗の売れ残りや入れ替え商品を不当に返品したほか、新改装セールの際に納入業者に従業員を派遣させ、商品陳列や清掃、梱包(こんぽう)作業などをさせていた。要請は本社の仕入れ担当役員らが出していたという。

 特定しただけで、不当返品は納入業者280社計4億6200万円分、派遣させた従業員は320社延べ1万3500人に上った。