はじめまして。「コトバタラズ」です。よろしくお願いします。

 今回は主に自己紹介をします。
 人文科学系の学部に通う大学生です。大学生になってから「教養が欲しい」と思い立って本を貪るように読みはじめました。それ以外の趣味は旅行、映画鑑賞(ジブリが好き)などです。

 普段から抽象的なことを頭の中でボーッと考えるのが好きで、気の合う友人たちと会っては、そんな話をして楽しんでいます。
 抽象的な思考が好きな一方で、高校時代までの私は"手触り"のある物事が大事なんだと考えてきました。例えば旅行です。アニメで出てくる世界を見るよりも、今目の前にある絶景を踏みしめることの方が"良い"はずだ、と。旅行ということ抜きに考えても、私はLINEでのコミュニケーションより、直接会って話をすることを好みます。

 この考えが90度くらい傾いたのが、大学1年生の期間でした。いわゆるヴァーチャルな世界(本、映画、アニメ)にも生きるヒントがあるということを「発見」しました。自分がいかに独りよがりだったのかを突きつけられました。

 こうして自己矛盾に陥りました(笑)。また答えのない問いに足をずぶずぶ踏み入れてしまったわけですね。
 つまり、「合理化の極致としての仮想世界に、身体を持つ私たち人間がどう生きるのか」という問いです。

 それを考えるにあたっての、足がかりとしての結論が「言葉足らず」にあたるのだと私は思うのです。ヴァーチャル世界にあるものは、記号に過ぎないと私は考えます。言葉(文字)だってそのひとつです。記号がやたらに力を持っているのが現代なのだと私は考えます。

 私はこれから仮想世界に、多くの記号を送ることになるのだと思います。これらの言葉が、どんな力(あるいはリスク)を持ち得るのか、よく考えながら、ヴァーチャル世界を楽しんでみようと思っています。読者の皆様にはどうかこのブログの言葉を「言葉足らず」なものとして、読んでいただければと思います。


こういう雑多な思考やら、本・映画の感想、旅行記などなど、1ヶ月に最低2個くらいは書いていこうと思っています。(堅苦しい文章ばかり書くつもりもないのでご安心ください笑、言い訳をするなら今日は雑多な思考を雑多なまま、包括的に書いてしまったのでこんな感じになってしまいました…。)

稚拙な文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。文章力もこれを通して磨いていきたいですね。