如何にすれば勝つかということを考えてゆく。その一点だけを考えるのが俺の人生だ。
偉くなろうと思えば邪念を去れ、邪念があれば邪慾が出る。邪慾があっては大局が見えない。
邪念を去るということは、偉くなる要訣だ
富は手段であり、その目的は人間である。物質的な富は人間の向上のために用いられなければ意味がないと言ってよい
人類は戦争に終止符を打たなければならない。さもなければ、戦争が人類に終止符を打つことになるだろう
清らかな良心のみを我々の確かな褒賞とし、歴史に我々の行動の最終的な審判をゆだね、我々の愛する国土を導くべく前進しようではないか
大きな失敗を恐れない者だけが、偉大なことを成し遂げる
楽な人生を願い求めるな。より強い人間になれるように願いなさい
目的と方針がなければ、努力と勇気は十分ではない
人間がその知恵を働かせるということは、国家や社会のためである
「忠義」「孝行」「仁愛」の心を、教育の力で国民の間に育てていくということは、政治の根本であって、どんな時代、どんな地域であっても、変えてはいけない大切なこと
どんな事業も根幹をなすのは、その事業を行う人の人格で、そこから枝葉が生じるように、色々な事業が生まれてくる
人が正しく生きる道というのは、人工的に作られたものではなく、人の上に天があり、人の下に地があるように、ごく自然にあるもの
優れた人は、はじめは自分を律しながら1つ1つのことを丁寧に処理していき、その事業は成功する
自分にとらわれないという心の状態を維持する秘訣は、人に伝わらないと考えて悪いことを言ったり、人が見ていないと考えて悪いことをやったり、そういうことをしないことだ
普段から心の準備をしておくと、何か突発事態が起こっても十くらい準備していたことの、九つか八つくらいは、実行できる
心の底から"正しく生きる"という覚悟を固めた人でなくては、無私になれない
成功するために大切なのは、どこから始めるのかではなく、どれだけ高く目標を定めるかである
裁判とは、心の強さが試される闘いであり、道義を守る力と道義にそむく力とのぶつかり合いなのだ
力といえども知性なくしては無に等しい
人間を動かす二つのテコは恐怖と利益である。剣と精神の力である。そして最後は、精神が必ず剣に打ち勝つ。
リーダーとは「希望を配る人」のことだ
いやしくも天下に一事一物を成し遂げようとすれば、命懸けのことは始終ある。依存心を起こしてはならぬ。自力でやれ。
私は意見の一致を求める政治家ではない。信念の政治家だ。
後戻りをしてはならない。立ち止まった姿を世間にさらすことも許されない。前に進んだ時こそ未来が約束される。
懸命に働かずしてトップに立った人など、私は一人も知りません。それがトップに立つための秘訣です。
悲観主義者はあらゆる機会の中に問題を見い出す。楽観主義者はあらゆる問題の中に機会を見い出す。私は楽観主義者だ。
百獣の王のような心で、いかなる脅しにも屈するな
策略によってであろうが、力によってであろうが、まず何よりも勝利を収めること
歴史に残るほどの国家ならば必ず、どれほど立派な為政者に恵まれようとも、正義と力に基盤をおいたうえで種々の政策を実施した
正義は、国内に敵を作らないために必要であり、力は、国外の敵から守るために必要である
善を行おうとしか考えない者は、悪しき者の間にあって破滅せざるを得ない場合が多い
君主にとって、厳重に警戒しなければならないことは、軽蔑されたり、見くびられることである
正しくあろうと努力し、自分を律して生きよう
まずはそのものを正しく知り、何をするべきかを認識して、正しい努力をしなければならない
私は、なすべき正しいことができるように、厳しく自分を戒め、自分の身体を従わせている
良心に責められることのない潔白な者は、正々堂々として揺るがない
人には良心に逆らうことを平気でさせようとする罪の性質がある
良心がマヒした人の知性は腐っていて、その人からは、何一つ、健全なものは期待できない
人が悪に傾くとき、それはその人の中にある欲が原因だ。もし欲がなければ、誘惑さえ存在しないだろう。
心の赴くままに、その時の気分や直感を頼りに生きることほど愚かなことはない。なぜなら、心は常に移ろうもの。そうすると、生き方は安定せず、翻弄される。
本当の強さは、逆境の中でこそ、輝きだすのだ
試練にどう立ち向かうかが、人生を決する
知識のない熱心さは、性急につながりやすい。気持ちばかりが高ぶり、地に足がついた地道な行動ができなくなり、つまずきの原因になる。
邪念に満ちている人の回りに、和が保たれるわけがない。和を求めるとは、敵意を捨てることだ。他者の最善を願う純粋な愛だけがそれを可能にする。