皆さまお久しぶりです!!

ついに!




ついについにあんちゃん記録記事part3かけましたー!ので公開いたします!


拙い文章ですが、そこはご勘弁を...!(笑)
(part1.part2は前記事を!)




___________



始まりのアナウンスが鳴り、


あたりはざわざわし始める。




あと5分で北山くんのいるあんちゃんの世界に行ける、と言うよりもこの時は北山くんに会える、の方が正確かもしれない。




込み上がる思いを抑え、




待つ事数分









あたりは真っ暗になり、


''あんちゃん''の世界が始まりました。







雨の音がザーッと聞こえる。







目の前は真っ暗で、奥ゆかしい空気が流れている。






どんな世界が広がっているんだろう。






期待で胸がいっぱいだった。














そして、少したち




目の前は明るくなり、そこには北山くんがいた。





そして、その横に並ぶキャスト達。






北山くんがこんなに近くに存在しているんだって、信じられなくて...




舞台は何度か味わった事があるけれど、このオープニングは今までとは違う不思議な空気が漂っていた。




手を伸ばせば届きそうな舞台、






北山くんが、そこに存在しているだけで、




こんなにもドキドキするなんて思わなかった。




そして、北山くんの家族役を演じるキャスト達が次々に言葉を発していく。




そして、北山くんも。



北山くんが発する一言は重くて、素直に心に入ってきた。






そしてオープニングの音楽が流れる。



スライドに移る



凌役

北山宏光の文字。



それを見ただけで、ああ、北山くんはいまは北山くんじゃなくて確かに凌を演じてると再確認した。




オープニングの軽やかでどこかミステリアスな音楽が流れる中、北山くんは、ビデオカメラを持って客席を撮影する。

その時、最初の定位置から移動して、なんと私のちょうど真ん前に来てカメラを回しはじめたのだ...!




なんか、もう言葉にできないけど涙腺崩壊レベルだった。




明らかに私は北山くんの視界に入る距離にいて、


こんな事今までじゃ絶対ありえないことで、






涙がザーッって溢れそうになったけど、


でも、北山くんが近くに来たからって泣いてたら、北山くんに変な目で見られるんじゃないかって思って必死に堪えようと頑張った。(笑)





北山くんのお顔は本当に綺麗で繊細で、




とにかく今まで生きて来た中で一番不思議で非現実的で、




あー、好きだーって思った。








ずっとこの場所にいてほしいって...!








それから、次々とシーンは切り替わっていく。




小学生の凌と、現在の凌を見事に演じ分ける北山くんに、改めて凄さを感じた。






小学生の凌は、大好きな父に、不倫がきっかけで家出をされ学校に行かなくなってしまう...



部屋に引きこもりゲームをしている凌がなんとも切なかった( ;∀;)













そんな凌には小学校の担任がいるのだが、この舞台をより明るく楽しくそして深くしているといっても過言ではない。


いわゆるキーパーソンてやつ...!




凌が学校に来れるように一生懸命になってくれるが、凌は全然心を開こうとしない。



そんな凌に、先生は凌とお父さんを再開させ、凌の晴れた姿を見てもらう事を計画する。









その日、久しぶりに凌とお父さんは再開する。




2人ともぎこちないその様子に、私もめっちゃ心をえぐられた。




そして2人はキャッチボールをする。





父親と離れていた凌は、キャッチボールのボールを持つ持ち方すらしらない。




そんな凌とお父さんのキャッチボール。




多分客席の全員が息を飲んで見守っていた。





私は普通に泣いてた...( ;∀;)




だって、小学生の男の子がキャッチボールの仕方さえしらないんだよ...?


それなのに、凌はボールを大事そうにこれまで見たことがないくらいに優しい笑顔でいた。




このシーン、凄いなあって思った...










それからまた話は展開し、家族は岐路に立たされる。






現在の凌の家族は、父親に対しての思いを爆発させる。




しかし、そんな家族に凌は





父親があんな事をして家族を傷つけたものの、自分なりに家族を思って暮れていた事を話す。






子供達の体育祭や文化祭、卒業式を全部こっそりビデオに焼いて残していた。




凌は、もちろん家族を壊した父親に対し怒りはあるものの、父親の良いところを見つけようとしていたのだ。





父親と凌、それから家族との思い出を思い出して優しい笑顔になる凌が切なく、会場はみんな涙していたように思う。








しかし、家族はそう簡単に父のした事を許せず感情を爆発させる。





凌の姉2人は、父がいなく家計が苦しいのを知りいろんな事を我慢していたと。





家族のために、我慢してたんだ、と...。






ここのシーンも涙が止まらなかった。
会場内は、お姉ちゃん達の泣き叫んでる声だけが響いて、それを黙って聞いている凌がいて。



お姉ちゃんが、父のいないお母さんを支えようと一生懸命頑張って、他の子がしない苦労をいっぱいいっぱいしていたんだって思うと、凄く辛いし大変な思いを沢山したよねって。








そして、凌もそれに対して自分の思いをぶちまける。






この時、凌も怒鳴りながら言葉を発していくんだけど、北山くんってこんな怒り方するんだって事。




とても新鮮だった。



最初北山くんの演技にびっくりしてしまうくらい白熱した演技で、何度も何度も練習したのが伝わるくらい臨場感があるシーンでした。






凌は、最初は父親に対して怒鳴るのかと思ったけどそうではなかった。








今まで、自分ばかり可哀想な思いをしてきたといってた姉達2人に感情をぶつける。




悪いのは父親だけで、私たちはいつもお母さんのためにどんなことも我慢していた、



そういう姉に凌は


''人の為と書いて偽りと読むんだよ''


と。



苦労してたのは姉だけじゃない。


自分ばかり可哀想がって、姉達が周りを見れていなかったのも事実だった。




母だって、それから凌だって全員が全員が辛い思いを抱えながら生きていた。











それから、凌は最後にビデオカメラを回す。
凌の夢は、映画監督になることだったから。





1人ずつ家族をカメラに移し、そのうつされた家族1人1人に対する思いを発する。


これをする事で、凌は今度は父に思いを伝えたかった。





まずは姉達。

父がいなく忙しい母を思い、凌の運動会のお弁当を作ってくれた姉。
父がいない事を惨めに思わず済んだのは姉のおかげだった。



母。

明るくて、前向きな母。
そんな母を見ていると、自分も弱音を吐く事はできなった。


そして父。
不倫して家族をすてた父。
許したくない、許せないけど自分の1人の父。
家族に詫びてほしい。




そう、凌はそんな想いを叫びながらビデオを回した。




凌がどんな思いで今まで生きていたんだろう。
父が大好きで、大好きで本当は一緒にいたかった。許してやりたかったのに...




凌は家族の一番下で、きっと影から的確に家族の模様を見ていたのかもしれない。





このシーン、多分きた人全員泣いてたなあ


少なくとも私の周りの人達は泣いてたし、周りからもすすり泣く声が聞こえた。







もう一度、家族を再生しようとする凌の思いを強く感じた。




家族はどうなるのか...



会場の光は落とされ、オープニングのしっとりとしたメロディーがながれる。






そして、ラストシーン。






居酒屋に、父親と凌がいる。




もう少し、あんちゃんって呼んでもいいかい?



いいよ...








そして光はまた落とされ、




カーテンコール。


パーッと明るくなる舞台上にキャスト始め北山くんが出てきて、



あのカーテンコール素敵だった!

一言でいうと、本当にあんちゃんって感じ!




さっきまで凌だった北山くんが北山くんに戻り
凌よりもすこしちゃらくなって戻ってきたみたいな...!笑





キャストの方々も笑顔で、北山くんも演じ切ったような清々しい顔をしていました( ;∀;)♡

スタンディンオベーションもありました!


客席みんなが笑顔で涙ぐんでいました...









必ず心に何かを残して帰ってもらうっていってくれた北山くん。




確かに私達は北山くんから大切なものを受け取りました。






全力で演じる姿はもちろん。




家族ってどんな存在かを再確認することも出来た。




舞台の楽しさも知り、





何より彼の新しい一面を見れた。






カーテンコールも終わり、北山くんがいない舞台を見た時、正直凄く寂しくて、もう一度奇跡が起きたらいいのに、そう思った。




でも、帰りの電車でさっきの光景を思い出すと、私はこの公演に入れたこと、あの席で観れた事、一生忘れたくないほと幸せな時間をもらった事を再確認しました...( ;∀;)








このブログに全てを書く事は出来ませんが、


これだけは断言出来る。




この日は人生で一番幸せな日でした!!!( ;  ; )








なによりとても切なく、暖かい時間を過ごせた。









この舞台で感じた事をずっと忘れないで居ようとおもうおねがい













北山くん、お疲れ様!
凌ちゃん、ありがとう...♡






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