2人の兄貴へ
4%………この数字が金融の世界で何を示しているかわかりますか?
現在、日本でつみたてNISAやiDeCoを使用している人の割合です。一方で、これらの制度の認知度は、60%程度だと言われています。約60%の人は、これらの言葉を聞いたことはある、知っている。ところが、実際に活用している人は4%。活用していない人たちに「確定拠出年金の定義を正確に説明せよ」や「NISAとつみたてNISAの違いを端的に説明せよ」と言ったらおそらく彼等は口ごもってしまう。なぜか。それは、自分の頭で調べることを億劫がり、“投資=ギャンブル”のような偏見の目で世界を見てしまっているからでしょう。もちろん、仕事が忙しく、こんなことを調べている時間がないという人もいるかもしれません。
俺自身は2018年くらいからこれらの言葉を頻繁に聞いてはいましたが、2020年9月から開始と行動が遅れてしまったことには今も心から反省しているところであります。金融リテラシー劇高の4%により早く入るべきだったという反省は胸に刻み続け、“速攻で分析・吟味→速攻で行動”を今後は実践していきたいところです。
「何があっても損はしない!詐欺などには絶対にかからない!」が自分の根本にあるため、実施前のリサーチには大量の時間をかけました。昨年4月、コロナ休暇が発生した時、ただ時間を持て余すのだけはやめよう。「そうだ、お金の勉強をしよう。」ここから資産運用系の本を5か月くらいで一気に40~50冊読破しました。辿りついた結論は、「金融庁が用意してくれたiDeCoやつみたてNISAを活用する」といういったてシンプルなものでした。
老後2000万円問題のニュースが流れた時、2000万円ばかりに報道の焦点が当たっていましたが、どう記憶していますか。マスコミは2000万円、2000万円と連日のように煽っていました。しかし、もし、国が本当に伝えたかったことが「少なくとも老後2000万円は必要となる。子どもがおり、住宅のローンを抱えている人が預貯金だけで2000万円貯めることは厳しいでしょう。だから、iDeCoやつみたてNISAという制度を用意しました。これらを活用して自分で資産運用をしてくださいね。自民党の政策の根幹は、自助なのですから。」 だったとしたら………
FX、不動産、個別株、高配当ETF、全てダメです。どれも自分は一切やってないですが、50冊も本を読むと疑似体験できます。これらに手を出し、痛い目を見ている人を知っています。とりわけFXと不動産。絶対にやらない方がいいでしょう。配当目的で吉野家の個別株を買い、年間6000円の配当をもらうくらいは良いかもしれませんが、個別株で利益を出せるという幻想は捨てるべきです。仮想通貨に関しては2013年くらいからホリエモンが今後伸びていくし、普及する未来が来る(当時の動画youtubeにあり)と言っているので、今後さらに伸びる可能性はかなりあると思います。しかしながら、仕組みを理解するのが難しいため(完全に理解するには、100時間くらい勉強しなければならない!)勉強してからでないと手を出さない方がいいでしょう。キャッシュレス化が進行し、ポイントがお金に代わる時代になり、ようやく約10年も前にホリエモンの言っていることが少しは理解できるようになってきました。彼は天才すぎて、言っていることが実現するのに15年くらいかかるので、仮想通貨が本格的に普及し始めるのは、2026年くらいか2030年くらいまでかかるのか。それは分かりませんが、世の中を今後動かしていくキーワードの一つになることは間違いないと思っています。
話が逸れました。もしまだiDeCoをやっていなければ真っ先に検討をしてほしいと思います。もちろん、強制はしませんが。iDeCoは運用商品というイメージが世の中にはびこっていますが、毎年節税の恩恵を受けながら、元本を保証する商品もあります。俺は、よーく、自分で内容を吟味したうえで元本保証型ではなく、資産を増やす運用型を選びました。これらの判断は任せます。ただ、iDeCo は仮に公務員で年収550万円の場合、1年間で確実に2~3万円は得をできる制度であるので、やらないと2~3万円を失っていることと同義であるということは言わせてください。ちなみに、自分は楽天証券でiDeCoを利用していますが、運用型の場合SBI証券の方が良い可能性がかなり高いです。微々たる差ですが、30年くらい運用するとおそらく10~15万円くらいの差にはなります。この辺りは、実際にやり始めてから自分は気が付いたので、疑問点があれば何でも聞いてください。
つみたてNISAはポイント獲得、管理画面の見やすさの観点から、楽天証券1択で問題ないです。楽天証券のつみたてNISAは、楽天カードでのクレジットカード決済にすると月額5万円まで、500ポイントもらえます。つまり、年利1%を確定させた状態で、インデックス投資ができます。証券口座選びの段階で10時間くらい慎重に考えて、楽天証券を選択してよかった。楽天証券でつみたてNISAは正しい選択です。また、ふるさと納税も楽天で実施し、楽天クレジットカード決済が1番良いと思います。(楽天クレジットカードを選ぶのがベストです。)自分は、今回のふるさと納税を11月のポイントが大量に獲得できる時期に実施し、約7000ポイント(ふるさと納税だけで)獲得しました。獲得ポイントの一部を使い、元旦に家族でピザを食べることができた時は、「知は力なり」と感じていました。
*俺の現在までの資産運用状況と今後の資産運用額について報告します。
① 現在までの資産運用状況(開始5か月で) ※数値は、2021年1月21日 (木) 午前5時現在
iDeCo +2,345円 (これには、節税の恩恵は含めておらず、あくまで運用のみでの利益です。長期的に見れば、複利の力も働き、この利益は、さらに膨らんでいくと強く信じているので元本保証でなく運用型を選択しています。55~60歳くらいになったら、よりリスクの小さい商品に切り替える予定ではいます。)
つみたてNISA +15,325 円 (昨年からの総投資額は23万3333円)
② 2021年からの月額の資産運用額
iDeCo (利益には非課税) 月額 12,000円 【楽天・全米株式で運用】
つみたてNISA (利益には非課税) 月額 33,333円 【eMAXIS Slim 米国株式 S&P500】
特定口座(利益には20.35%課税) 月額 50,000円 【eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)】
2021年からは、以上、合計、月額 95,333円の運用をさばさばと続けていきます。年間114万3996円です。これは、自分のリスク許容度などを考慮し、算出した預金だけに頼らないベストな投資金額です。「弟よ、月額10万円も投資をして、お前は一体何がしたいのだ」と思うかもしれませんが「20年後に自由に生きる権利を得たい!」という純粋な夢の達成のためには、この選択以外はあり得ませんでした。論理と数字を信じて、このまま歩いていきます。そして、この後は、何もしません。どれだけ評価額が上がろうと下がろうと、ただ20年間放置をし続けます。自分で吟味に吟味を重ね、ベストな商品を選んだので、後は、ただ、ほったらかして寝ています。仕事や趣味に集中します。ここからは、名著敗者のゲームにある「投資は単純である。しかし、単純なことを実行するのが難しい。」の言葉の意味を日々かみしめ、何もしない、何も面白くない長期インデックス運用の道のりを20年間着実に、慌てることなく、歩いていきたいと思います。そして、この文章を書くのを最後に約9ヶ月間に及んだ資産運用の学習には終止符を打ちたいと思います。お金の学習を続けてきましたが、これをしていると、ふと虚しく感じる瞬間があるのも事実です。だから、もうこれで終わりにします。
この手紙に記してあることが正しかったのか、それとも間違っていたのか、20年後の2040年には一つの結論が出ているでしょう。家族には【情報提供】という意味でこの手紙を送りますが、投資は【完全な自己責任】で行うものです。よって、もし、ここに書かれていることが、有益な情報だと思えば活用してください。不要だと思えば、遠慮なくゴミ箱へ捨てて下さい。
最後に、2人の兄に、俺が自分自身に常に言い聞かせている資産運用成功へのセルフトークを贈り、この文を閉じたいと思います。
「情報化社会で最も大切なことは、結局、知識ではなく、行動だ。」
おすすめサイト:普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方 (Hayato Ito)