ご無沙汰しております。



KANAです。




予定通り3月9日からパラオに来ています。



毎日海のログを!パラオの様子を!!とお約束していましたが、どうしても書けずにいました。



3月11日。



東北地方太平洋沖地震。



その日、私は、お休みの現地スタッフのアユミちゃんと、ボートをチャーターしてファンダイブに出かけていました。

私の復帰祝いと言い、こっそり休みを調整し、ボートの手配をしてくれたアユミちゃん。

朝から遠足気分で久しぶりのパラオを、久しぶりの友人と、感動し、興奮し、あぁ・・パラオに帰ってきて良かったな・・と思いながら過ごしていました。



午後4時。寄港。



すでに日本が大変なことになっているなんてまだ知りません。



午後6時。



久しぶりにゆっくりお気に入りの高台のレストランで飲もう!と、早々に集合。




ビールを注文して、乾杯した所に、日本人スタッフの子が挨拶に来てくれました。



そして



「地震があったの知っていますか?何だか凄く大きな地震だったみたいなのだけど・・・。」



と教えてくれました。



地震??



どこ??



インターネットにつないだパソコンを持ってきてくれて、検索します。




・・・・・




マグニチュード8.8・・・・。




インターネットの検索サイトが、地震の速報で真っ赤でした。




とっさに、実家の震度を調べます。



震度6強・・・・。



固まりました。



血の気が引きました。



インターネット速度の遅いパラオでは、これ以上の情報をパソコンで見るにはもどかしすぎる時間がかかります。



それでもまだ、え・・これって大丈夫なの??位で、事の大きさに驚くまでにはまだもう少し時間が必要でした。




またすぐに戻ってくるからと家に戻りTVをつけます。



こんな時に、テレビが映らない・・。



アユミちゃんの家に移動してTVをつけます。




つけた瞬間。



血の気が引いていた体から、神経までもがマヒしました。




何これ・・・・




日本なの・・・・?




津波が田んぼを、家を、トラックを飲み込んでいく様子が何度も流れます。



帰れなくなった人達でごった返す渋谷駅前の上空からの映像が、ヘリの音にかき消されないように張り上げたアナウンサーの声と共に、執拗に映し出されます。




家は・・・?




実家は・・・・??



留守番をしている妹とおばあちゃんは無事なのか・・・




パラオの回線もパンク状態。



携帯を借りて、何度も、何度もかけて、ようやく繋がって二人の無事が確認できた時、涙が出てきました。



そして、




こんな時に一人パラオに来てしまっている自分に罪悪感を覚えました。




翌日から、お客様がいらっしゃっているので海に出てガイドしながら、ツアーのキャンセルの手配や知人への連絡など、パラオで慌しく過ごしていました。




私が海に出ている間も、まだ余震で怯えている人がいる。まだ見つかっていない人がいる。水と食料が無く寒い思いをしている人がいる。日本の家族は怖い思いをしながら頑張っている。



その一方で、私は笑いながらお客様とダイビングをし、天気良いですねー最高ですねーーと言い、お酒を飲んでは笑っている。TVをつければその情報に不安になり、ここにいる自分を不思議に思う。




罪悪感と、矛盾。



こんな状態で行けない・・実家が被害にあって・・とツアーをキャンセルされる方もいれば、こんな時だからこそ、パラオに行って元気を貰って帰ってから頑張る、日本にいても余震が怖くて寝られないから・・とパラオに来る事を決めた方もいる。




正解とか、不正解とか、不謹慎とか、



色んな意見や色んな単語が飛び交う中で、



罪悪感と、矛盾がいつも付きまとい、楽しく過ごしていればいるほど、ブログにはとても書けない・・と思って今まできていました。





けれど、自分なりの気持ちの整理がやっとつきました。





これからパラオにいらっしゃる皆様。




私はこのままパラオに残り、最高の時間と、最高の海をご案内します。



そして、今日から少しづつ写真やログもUPしていきます。




私に今できる事を、今やります。



今こそ、日本人のパワー、日本人の素晴らしさを再認識し、存分に発揮する時です。

大丈夫。日本は。強く熱い国です。

異国の地で、今回の地震の様子を知り、その後の様子を見た時に、強くそう思いました。




日本にいない私が今できる事、

日本から色んな思いがある中で、パラオに来る事を選択したお客様に、来てよかった、この選択が間違っていなかったと思っていただけるような時間を作る事に、まずは全力を注ぎます。



それ以外では募金と言う形でしかパラオからの支援は出来ないけれど、出来る限りの募金を。

帰国してからできる事があるのなら、その時はまた次の支援を。


パラオでも日本への募金の動きが広がり、スーパーやレストラン、ダイビングショップなどに募金箱が置かれています。



昨日、土曜日には、道端にパラオ人の高校生達が



「HELP  JAPAN!」 とか、何だかカラフルな手作りの垂れ幕を用意し、ドライバーに募金を呼びかけている姿も見られました。




国外から見た、パラオから見た今回の地震への印象や、こちらでの活動も、UPしようと思います。




最後になりましたが、



「東北地方太平洋沖地震」により被害に遭われた皆さま、そのご家族・ご関係者の方々には、心よりお見舞い申し上げます。


皆さまの安全と、一日も早い復興をお祈りいたします。







さぁ。

今晩からパラオツアー第2弾のお客様がパラオ入りします。

宜しくお願い致します!!!