はじめまして、こんにちは!
ゼロから始める「笑顔・情熱・創造」探求所(愛称:ゼロ探)で「プラスα」をテーマに探求している 「サク」こと櫻井基樹です。
宜しくお願いします!!
ゼロ探では、発起人4人のメンバーが個々のテーマ(「人生」「楽しい」「プラスα」「ワクワク」)に沿って毎週ブログを綴っていきます。
まず、簡単な自己紹介をすると、
現在の仕事は相談支援専門員です。この仕事は、障がいのある人から「どんな生活をしたいか」「困っていることはないか」を聴き、希望する生活を実現するためにどんな福祉サービスを使ったらよいかを一緒に考え、福祉サービスを使うときの手続きをお手伝いすることです。
また、板橋区の障がい者関係の事業所等のネットワーク「板橋安心ネット」で副代表をしており、東京都社会福祉協議会 知的発達障害部会で共生社会特別委員会の活動などしています。
そして、かわいい高校生の一人娘は知的障がいがある自閉症です。
それでは、今回のテーマ「プラスα」ですが、
「プラスα」と聞いて皆さんは、どんなイメージがありますか?
僕は「付加価値」「おまけ」「お得」「隠し味」「スパイス」等がまず浮かびました。
先日の学びの場で仲間からは「エンターテインメント」「オプション」「おもてなし」「サプライズ」「バージョンアップ」「スペシャル」「思いやり」「意欲」「共有」「追加」「上昇」「愛」‥うーん多様。
一つの言葉からも多様な視点が生まれてくるのを感じませんか?
さらに「あと1歩進む」「見えないところの手を抜かない」「気を抜かない」「徹底的」「すみずみ」「気持ちを込める」「気が利く」‥行動、姿勢、プロセスにつながるイメージもあります。
どんな時にプラスαを感じるかは一々考えていないと思いますが、これまで受けたサービスや友人・知人のもてなし、心遣いなどに、
感動した! 感心した! まいった! すごい! ここまでやるか!
といった感動体験はありませんか?
そして、どんなところに感動し、その時の感情・気持ちはどんな感じですか?
他人からされて嬉しいことの中にはプラスαが潜んでいると思います。
そして、他人にして喜ばれることの中にもプラスαが潜んでいると思います。
プラスαを積み重ねることで自分自身だけでなく、人や社会が良い方向に動いていく(変わっていく)と思っています。
自分が体験した感動・感心した出来事を思い出してみたら自分自身の興味関心も見えてくるかもしれません。
さあ、一緒にもっと深く探求してみませんか?
あなたの参加をお待ちしています。
ブログ +α
昨日(平成28年7月26日)、障害者支援施設「津久井やまゆり園」において、入所利用する知的障がいのある方々が襲われ、19 人が命を奪われ、20 人が負傷するという未曾有の事件が発生しました。被害に遭われ亡くなられた方々に、心よりご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆様にはお悔やみ申し上げます。また、怪我をされ治療に当たられている方々の一日も早い回復をお祈り申し上げます。
一報を聞いてから、支援者の立場として、親の立場として何とも言えない気持ちが渦巻き、心の整理はついていません。私ですらそうなのですから園に関係する方々の心痛を察するとより心が痛みます。
様々な報道がなされ、情報が錯綜しているなかで、本質から外れた意見を書いてしまうかもしれませんが、そのうえで、自分の使命もあるかと思い、今の考えを書かせていただきます。
・犯人の行った行為は卑劣で怒りしか感じません。
・親心として「自分の子どもより一日でいいから長く生きたい」「先に死ぬのは心配で死んでも死にきれない」とか「この子に障がいがなければ‥」という想いは大なり小なりあると思います(私にもあります)。でも、犯人に(他人に)「障がい者は不幸」だとか「生きている価値はない」など勝手に判断してほしくないです。
・支援者には本人、親と一緒に悲しみを乗り越え、喜びを分かち合ってくれる伴走者になってほしいです。そして、先に書いた親の想いが感じなくなるくらい自信を与えてほしいです。
・センセーショナルな事件報道で終わらせず、関係者(福祉に携わる人全て)は原因の究明をしていく必要があると思います。虐待の発生メカニズムと同じような感じもします。対岸の火事ではない。人間は弱い。だから孤立しないように職場内でのコミュニケーションをとっていく必要があると思います。
(この事件のことも誰かとシェアして分かち合いましょう。一人で思い悩むと気が重くなるだけです。)
今後、このような事件や施設内虐待が起こらないために、このゼロ探の取り組みから救われる人がいると信じています。