基礎セミナーが終了すると、人数は 結構 減ったようだった。

 

 ブルハンが やって来て、 会場の後部に ヴァイアナ・デザインの 指輪やら、

 

 ネックレッスやらを並べたて、販売し始めた。

 

 聞くところによると、彼は 何代だか続く トルコの老舗の宝石商で、ブルハン自身も シータ・ヒーラーであり、

 

 この度、ヴァイアナの命を 受けて このセミナーに 様々な アクセサリーを持ち来んでいた。

 

 私達は 休み時間になると、大粒の エメラルドや アメジストの指輪、 ターコイズのネックレッスなどを見て

 

 回った。  どれも非常に素晴らしく 美しく 感じたが、 私は呼ばれず、 今回は 何も買わなかった。

 

 しかし、買う人は いくつも買っていて、カタコトの英語で ブルハンに 値下げ交渉をしていた。

 

 それも 興味深い 光景だった。

 

 オマーンから二人 受講しに来ていたが 彼女達の言う事には 、彼女達の国では、『ターコイズの物を身に付けると

 

 お金が沢山やって来る』、 と言う言い伝えがある、との事だった。

 

 ちなみに彼女達も 『寒い、寒い』と言っていた。

 

 セッションを始めると 部屋中にエネルギーが充満するため 猛烈に暑くなるのだが、 座学に戻ると徐々に納まり

 

 やっぱり 寒く感じるのだった。