Stay Homeで効く!

英語リスニングスキルUP
トレーニング。


オウチ時間を長く過ごす方々から、

「オススメの英語学習方法を教えて欲しい!」

というお声をたくさん頂戴しておりますので、

TOEICでリスニングパート満点を取った時にやっていた、

英語リスニングスキルUPトレーニング方法をお伝えしたいと思います。

いろんな方法がありますが、

いろいろ試した中で、

もっともリスニングスキルが上がった 

(リスニングパートの満点獲得につながった方法です)のは、


「ディクテーション (書き取り)」


という方法です。

この方法のメリットは、

・自分が何が聞き取れなかったのか、可視化できる


・何が原因で聞き取れなかったのか、分析できる (単語を知らなかった?

文法が解らなかった?

その英語に慣れていない?)


・集中力が養われる


・今まで使ったことのない脳内の回路が開き、

太くなっていく感覚が身につく 


(英語中級者が、上級者への壁を超えていく時に取り入れるとよい)

ということ。

ただメリットも大きい分、

慣れるまでに少し練習が必要な、

若干難易度が高い方法になります。


下記に順を追って、

説明していきたいと思います。



Step 1. リスニング教材を選びます。
(とりあえず、自分が興味のある、聞いてみたいと思えるコンテンツにしてください。

動画でも音声のみでも可。

正しいスクリプトがあることを確認してください。TEDは、トピックも多いですし、スクリプトがしっかりあるのでオススメです)




Step 2. 紙と書くもの (黒・赤・蛍光ペンぐらい)を用意します。



Step 3. スクリプトを見たり、字幕を見たりせず、聞き始めます。ウォーミングアップに、まずシャドウイングをしてみることもオススメです。(シャドウイング = 英語が耳から聴こえて来たままに、口から発声すること。)




Step 4. 聞き取ったことを、黒でどんどんノートに書き込んでいきます。

↓ここでの注意↓
・途中で止めながらでも構いません。
・スペルが解らないものは、
ひとまずカタカナで、音だけ書いても構いません。



Step 5. 自分が聞き取ったことをすべてノートに落とし込めるようになるまで、何度も繰り返し聞き、書き取ります。

↓ここでの注意↓
・繰り返す範囲は、1文ずつでも、30秒単位とかでも構いません。とにかく聞いた (と思っていること) ことを、ノートに落とし込んでいきます。


Step 6. もうこれ以上は聞き取れない!吐きそう!っていうところまで聞き、書き取りをします。


Step 7. Step 6までで仕上がったノートを見て、空白や聞き取れたかが怪しい部分に関して、「文法的に」どうか、という観点でチェックし、適宜書き直したり、上書きしたりします。

例)

聞き取れなかったけど、これは3単現のsが動詞につくよね?
複数形になるよね?
これどう考えても文脈から過去形だよね?
この前置詞、聞き取れなかったけどatだよね?

などなど。


Step 8. Step 7の訂正を加えた上で、もう一度聞き取り、再度チェックします。


Step 9. ここでやっと、スクリプトとの突き合わせを行います!間違っていた箇所が解るよう、赤字で上書きしていきます。


Step 10. 突き合わせ結果を見て、単語や文法が解らない箇所、意味が解らない場所に、蛍光ペンでマーキング。


Step 11. マーキングした箇所を、辞書などを使って調べていきます。(プロも使うオススメインターネット辞書はコチラ)


Step 12. 最後に、突き合わせ結果を見ながら再度リスニングやシャドウイングをし、聞き取れなかった箇所が聞き取れる感覚を体験したら…



オメデトウございます!
聞く前よりも、
リスニングスキルがアップしているということです!



ある程度の英語力があり、

さらに高みを目指す方向けの、

なかなかストイックな方法のご紹介でした。


本当にしっかりやれば、

確実にリスニングスキルがアップしますので、

オウチ時間にぜひチャレンジしてみてくださいね!