吾輩は子供時分から年末の慌ただしさが好きだった。家の中では母親や姉が忙しそうに正月料理の準備をしているのを炬燵に入って眺めていた。大人になるにしたがって手酌でやりながら女共が忙しそうにしているのを眺めているのが楽しかった。
ここ広州花都も帰省の為休む店が多くなってきた。工場前の大通り「風神大道」を通るクルマも少なくなってきた。工場では昨日正月のしめ飾りになる小さなミカンが沢山なった植木をラオバンが買ってきた。工場も今日を含めあと二日で春節休暇に入る。
26日から休みに入るが、市場が開いているかどうかが気になる。この日曜に市場に行ったが三割ほどの店は閉じていた。籠城生活十日分の食料を蓄えておかなければならない。秀吉が備中の三木城を兵糧攻めしたことが頭をよぎる。米、味噌、塩それに酒は必需品。いまある酒の類は角瓶が半分、日本酒のパック2リットルが8割、湖南土産の酒鬼酒が二瓶に缶ビール(小)6個・・・だが、大丈夫だろうか。
