◇センバツ高校野球 龍谷大平安5-4桐生第一
龍谷大平安が延長戦をサヨナラ暴投で制した。4-4で迎えた十回、河合の投手強襲安打を足場に1死満塁とし、山田のこの回2個目の暴投で河合が本塁を陥れた。龍谷大平安は40年ぶりの4強入り。
桐生第一は二回、3長短打に失策も絡んで4点を先制したが、その後は無得点。3日連投の山田が七回に同点とされ、最後に力尽きた。
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ピンチは何度も経験した。延長十回1死満塁。今回も「抑える」。桐生第一の山田が8番高橋佑に投じた初球は、捕手のミットからそれた。サヨナラ負け。二日前に延長十五回、前日に再試合九回を投げ抜いた2年生エースは、今大会451球目の暴投に涙で頬をぬらした。
「悔しいだけです」。この回の先頭打者・河合が打った打球が右足に当たる不運もあった。犠打の後、2連続四球で満塁。制球が乱れた。「痛みはあったが、投球に影響はなかった。自分の投球で負けてしまい申し訳ない」と言い訳にはしなかった。
3連投となるのを考慮し、先発のマウンドを先輩の東宮に譲った。その後も糸井、高野が継投。山田の登板は2点をリードした七回から。福田監督は「勝機があったので」と四番手に山田を送った。エースは最後で力尽きた。