期限切れ肉を使っていた中国の食品会社「上海福喜食品」からナゲットを輸入していた日本マクドナルドとファミリーマートが取引の前後に独自の検査を実施していたことが二十四日、分かった。工場内の製造工程の監査やサンプル検査で品質をチェックしていたが、現地工場の不正までは見抜けなかった。
日本マクドナルドは、輸入検疫後に独自の審査を実施。輸入品からサンプル品を三カ月に一度、外部機関の日本食品分析センター(東京)に送り、商品の中に添加物や微生物、有害物質が含まれているかを調べている。さらに社内の専門チームが、店舗に出す前に在庫品の味や形、においなどの品質に問題がないかサンプル調査している。
一方、ファミリーマートは取引を仲介した伊藤忠商事と、二重のチェックを行っていた。
ファミリーマートは二〇一三年七月とことし一月に商品担当者が工場を視察
。工場の設備や施設
、製造工程が適切かどうかを確認
した。伊藤忠は三月に現地工場の監査を実施。管理態勢や設備、衛生管理、工程管理など五十数項目
を調べた。
監査結果
は合格だったが、異物除去対策
で、商品に空気を吹き付ける「エアシャワー」の角度を変えるといった改善を求めていた。