ラーリ・K・タルリ監督が作成したオーストラリア映画。
ハイスクールで、2:37に一人の生徒が自殺したことから
ストーリーが展開される。
事件から時間を巻き戻すように、
それぞれに思い悩みをかかえる生徒の独白とその日の
軌道が映し出される。
自殺したのはいったい誰なのか?
実の兄にレイプされ妊娠してしまった女の子、
生まれつきの障害で尿道が二つあることから失禁が
防げずいじめを受けている男子・・。
普通に考えても生きていくことが苦痛になるような悩みが
個々人に渦巻いているのですが、実際に自殺したのは
この中のどれでもなく、悩みなどないかのように見えた
別の女子だった。
この映画のラストを見たとき、
「なんなのこれ!?」 と、
一種の失望を感じたけれど、
時間がたってみると、いかに自分が自分の悩みだけに
固執して、他人の悩みに無関心であるかが良くわかった。

