今週から夏期スクーリングは3群のようですね。

受講される皆さん、毎日暑くて大変ですが

もうひと頑張りしてくださいね。


まだ、卒論に着手するほどの単位数は

取れていないのですが、

方向性くらいは考えておきたい

そんな風に思っております。


文学部史学科

法学部法律学科と

2度卒論を書いています。


大変だったのは史学科

手書き一択で、80~100枚

(先生によって指定が異なる)


原稿用紙で推敲を繰り返し、

大学名が入った原稿用紙に清書する。

(原稿用紙の指定はサイズのみ)


清書は、皆さんボールペンではなく

万年筆(安価なデスクペンを使用)で

急ぎつつも、キレイに書いていく。

万年筆の方が、字がキレイに見える、

字がキレイな方が心象がよいという理由。

 どんなに頑張っても1時間に3枚、

急いでも4枚が限界でした。


最近は文学部でもパソコン使用可に

なっているようで羨ましい。

なぜか地理学科だけは昔からワープロ(年齢的にこっち)使用可でした。


さてさて、話がそれまくっていますが


史学科の時の卒論は

「近世中山道における武州十宿~和宮降嫁を中心に」

という近世の宿駅制度を中心とした

近世交通史でした。

ご指導いただいたのは今は亡き村上直先生。

徳川埋蔵金の謎にかかわる文書の解読などで

テレビ出演もされていました。

懐かしい。


私、和宮という人物にとても興味があり

なにか和宮関連で論文を書きたいと

思ったのです。


興味を持ったきっかけは、

有吉佐和子の「和宮様御留」だったのですが。


ただ、人物史不可だったので何かよい

方法はないかな?と考えました。


和宮は降嫁の際、中山道を通って

京都から江戸に向かっています。

その行列は大変大人数だったことは

色々な書物に残っています。


そこからヒントを得て

和宮降嫁の際の宿場の様子

伝馬制、宿駅制度についてまとめる

ことにしました。

普段とは違った特別体制が敷かれていた

わけですから。


幸いにも中山道沿線?に居住していて

県立図書館や文書館に資料が残っており

さまざまな資料を入手することが出来ました。


卒論って自分の興味関心を

どう卒論として成立させるかだと思います。


無のところから卒論のテーマを考えると

何も思い浮かばないし

絞り出したところで書くことが辛い。

そうなってしまうと思います。


あとは、住んでいる地域に関係すること

からテーマを考えるのもいいと思います。

資料が近くで集められる可能性が高いです。

私の論文もこれに当てはまります。


地理学科の卒論ですが、

興味関心を2つほどに絞るところまで

来ています。


長くなりましたので次回に

持ち越そうと思います。