1問1答で、地道に学習を進めていますが、そろそろ、4択の実戦練習もビシバシやらないといけないぞ、っという声も聞こえてきます。GWを前にして気持ちを引き締めて、全体的な学習スケジュールを検討しようと思います。
という所ですが、今日は、スプリンクラーの関連で、感知器についてメモします。
■熱感知器
●定温式:温度の「絶対値」が一定値以上になった場合に作動する
(例)ボイラー室、厨房
●差動式:温度の「上昇率」が一定値以上になった場合に作動する
(例)事務室、会議室、客室(室内の温度変化が少ない)
差動式1:スポットタイプ:局所的な温度上昇を捉える
差動式2:分布タイプ:広範囲にわたる温度の上昇を捉える
■煙感知器
●光電式:煙による光の乱反射を捉える
●イオン化式:感知部分に流れるイオン電流が煙を捉える
そして、問題をちょっと。
平成28年
「差動式熱感知器は、周囲が一定の温度以上になると火災信号を発する感知器である。」(誤)
平成25年
「定温式熱感知器は、急激な温度上昇を生じる厨房やボイラー室には設置しない。」(誤)
平成23年
「差動式感知器は、周囲が一定温度以上になると作動する機器であり、厨房、ボイラー室、サウナ室等に設置される。」(誤)
毎年のように出題されてますね。
最後にまとめ。
「差動式」は上昇率を捉えるもので、事務室に使う