本ブログ「いずみ過去問研究所」を、合格物語のブログ大賞2017で「準グランプリ」に選んで頂きました。大変光栄です。ありがとうございました。

 

自分の学習メモの代わりに書いていた本ブログですが、他方でブログを見に来てくださる皆様にも、いくらかお役にたてたとすれば嬉しい限りです。

 

今年度の学科試験は終わり、いまは皆さん、製図試験の準備で忙しくされているものと思います。数日前には学科試験の結果が正式に発表されました。

 

私の結果はと言いますと、残念ながら不合格でした。施工の出来が悪く、ある程度自信のあった構造で点が稼げなかったのが敗因でした。

 

この結果を受けて感じているのは、勉強が不足していたというより、試験当日に要領を得た受け答えが出来なかったのが悪いのではということです。

 

この投稿で、このブログは閉じることに致しますが、最後に個人的な感想を書いておきたいと思います。

 

【学科試験について】

 

1. 合否は全125問への回答を積み上げた結果で判断される。

 

2. その全体は、受験者の専門や個人の能力、学習量、その年出された問題に対する個人的な得手・不得手など多種の要因に左右され誰も把握することができない。

 

3. 「過半の受験生が解ける問題」は、試験が終わってから判明するのであって、試験前には存在していない。出題者のさじ加減は、おそらくいつも予想外の結果を生じているものと思われる。

 

4. 出題内容は至極、常識的である。そんなに深いことを問うていない。質問ー回答のキャッチボールを、その場その場で、短時間にぱっぱっと行う感じである。

 

5. 合否は、おそらく50%は、当日の調子で決まる。本番に強い人は有利である。

 

6. 過去に出題された問題と向き合うべきである。周囲の雑音に惑わされるな。

 

【合格物語について】

 

1. 大量の問題(情報)を思ったように制御、コントロールできる大変すばらしい学習ツールである。

 

2. 学習の効率が非常に上がる。

 

3. 紙の出力は必須。本番直前の総合調整に不可欠。全体をチェックする場合、PCよりずっと早い。

 

というところで、以上が学科試験が終わって感じている個人的な感想です。合格物語のHP表紙に「学科試験まで−49日」とありますが、あの日からもうこれだけの時間が過ぎた訳ですね。いまの自分の日常は別の時空にある。という感じで、苦労して頭に入れた細かい知識や、定番問題の微妙なニュアンスなんかも、きっとたくさん蒸発してしまっているんだろうなあ〜と思います。

 

とはいえ、資格取得を諦めるつもりはありません。次回に向けて新しいスタートを早いうちにきりたいと思っています。それでは、ごきげんよう、さようなら。

いよいよ、あす平成29年7月23日(日)、学科試験です。休むことなくこのブログを書いてきましたが、ひとまず、これが最後になりますね。

 

あすは自信を持って、出題者と対話してこようと思います。自分の実力をしっかり見せれるように頑張ります。

 

何を問われているのかをよく確認して、それに対する自分の理解と知識を対応させながら、1つ1つ丁寧に答えてゆこうと思います。但し、時間配分注意!

 

最後に、自分にとって印象深かった、過去問を1つ書いて、終わりに致します。

 

平成26年施工

「移動式の泡消火設備の泡放射用器具を格納する箱は、ホース接続口から4mの位置に設けた。」

 

正解(誤)

 

→ 4mではなく3mが正しい

施工の地業工事のワンポイントメモです。最後まで、1つ1つ、細かく行きます。

 

場所打ちコンクリート杭の「杭頭の余盛り」についてフォーカス

 

□アースドリル工法の場合   高さ100cmとする(平成12年に出た)

□オールケーシング工法の場合 高さ50cmとする (平成15年に出た)

□コンクリート硬化後に余盛りは、はつり取る(平成21年、25年、同文で出た)

 

という感じです。周辺情報としては、

 

■余盛りをはつり取るのはコンクリート硬化後、14日を経過して行う

■坑内水がある場合 余盛り高さ80cm

■坑内水がない場合 余盛り高さ50cm

 

以上です。