「こころ」夏目漱石


高校の教科書以来。


高校の教科書掲載は第三章の先生の独白部分しかないことを知った。人間の奥底にある嫌な、極めて人間らしい部分をこれでもかと向き合いながら振り返る先生の独白に腹立たしい思いも抱えつつ、それでもその思いに共感できるということは自分もそういうドロドロした部分を持っているのだなと再認識。


でも全体を通して、書籍裏表紙の書評にある、「透明な文体」という表現にものすごく共感。決して読後感はすっきりした内容ではないけれど、重くのしかかる感想後になぜかすっきりした感じになる不思議。