この2種類のクマに対峙出来る犬は?
「大雪山、緑沼コースに向かう途中、ヤンぺ沢付近」
以前、日本国内で、クマの生態を知る為のクマ生息地歩きを始める前は、大型犬もしくは、中型犬でも、瞬発力のある犬種ならばクマに有効と考えていましたが、残念ながらその考えは甘いという事に気付きました。
クマは、自分より小さいと認識すると攻撃的に出て来る事が分かりました。
クマが、自分を大きく見せる為に、四つ脚から二足立ちになる理由に隠されています。
逆に、自分より大きいと認識すると戦う事を選ばず様子を観察、特に牡クマは、無駄な戦いをしません。
ただし、「大きくてもクマの前で背を向けて逃げると立場は逆転します」
牝クマは、子供を護る為以外は戦いを好まず、避ける、逃げるを選択します。
そうした物理的な理由から、クマは威嚇力の強い超大型犬を避ける傾向に有ります。が、問題は、超大型犬であれ、クマという野生生物の大型獣の臭いを嗅ぎ、姿を見て、怖気付き固まる、声も出ず吠える事を忘れる犬、クマだけに限らず、猪でもシカでも、全く見て見ないふりをする犬もいます。
いや、そういう犬の方が多いかもしれません。
また、私が、中型や日本犬を使わない理由は、身体が小さいという理由だけでなく、『皮膚の弱さ』これが致命的であるという理由です。
猪対策に使うカットベストを着せれば?と単純に思うかもしれませんが、🐻クマ相手にベストを着せてしまうとクマの爪が掛かりやすくなる=転がされ捕まる
そうなると、20kや30kの身体では、🐻クマの攻撃を耐える事出来ず、30秒でも抑え込まれ咬撃されれば恐らく致命傷になる、或いはその場で絶命する可能性は否定出来ません。
こうした理由から、私は日本犬を使わないんですね😓
先日、岩田県八幡平の農家の方と話しましたが、北海道犬をクマ避けで飼育している友人がいると、その犬がクマを見て吠えなかったと話されてましたが、それは、猟に使っていないし、トレーニングもしていない、ただ単純に番犬的に飼われているからだと思いますよと答えましたが、山の中で、ウチの犬はやってくれる、と思い込み、吠える事もせず、走って逃げられたら最悪です😓
普通に有りえる事ですからね😓
過去、私も猪でそんな経験が有ります😅
こうした、様々な理由を勘案し取り組み、もっともっと中身は濃いものが有りますが、blogでは書きません😅
犬は奥深い生き物です(^^)
犬達と大自然に出掛け、歩く🚶
楽しいですね😀
ではまた👋👋👋👋👋